信長のシェフ(7)

信長のシェフ 7 (芳文社コミックス)

信長のシェフ 7 (芳文社コミックス)

いざ参らん!戦国のキュイジーヌ! って、久しぶりだな。早くセカンドシーズンやらないかな? っていうか、原作の進み方次第なのかな?


ということで、今回の前半の目玉は、自爆火薬平蜘蛛で有名な松永久秀。作中でも、信長の家臣でありながら、武田に、将軍に、石山本願寺に、とあちこちにコネクションを持っているという設定。そんな松永を、「戦国美味しんぼ」であるこの作品は、どう攻略するのか?


と思ったら、やはり茶器絡みで解決。
なかなか、鮮やかでした。


で、後半は「魔王信長」を印象付けさせるエピソード「比叡山延暦寺焼き討ち」。


これも、この作品ならではの歴史解釈が入り、この作品における「真相」が描かれます。
そんで、この作品を、単なる「戦国美味しんぼ」ってだけじゃないんだな、と思い、再評価するのでした。



そんなこんなで、なんだか最近、この作品一休さんみたいな「とんち合戦」な感じにもなってきたな、と思ったりしますが、オハナシはすごく面白いし、考えるほうも大変だなあ、と思いますが、もっと楽しませていただければと思います。