暗殺教室(5)
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/07/04
- メディア: コミック
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職業は数多あるけど、昨今このような感じなので、1つの職に就くのにもかなりの意思を持って行動しないといけないわけで、ましてや、自惚れとかなしに「天性の職業」につくなんてことは稀なのかな?と思うわけですが、それは、ホレ、マンガですからってのもあるけど、ココで言っているのは「その偶然性」ではなく「ソレを<すべからく>伸ばしてあげるのが教育か」というハナシ。
毎回ネウロとの比較になってしまうのも芸がないのですが、やはり、この作品のポイントは「生徒」であり、そっから派生した「教育」であると思うわけで、ネウロが「世の中って残酷ですわよ」というところを「過剰な演出で魅せた*1」作品だとするならば、この作品は「世の中って残酷ですわよ」というところを「こう乗り越えてみたら?と提案している/教えている*2」作品のように思います。
生徒たちが主役って感想は前から変わんないんだけど、今回の野球のところでの烏間氏の「殺せんせーと校長先生の比較論」とか、鷹岡のエピソードの時の烏間氏との殺せんせーの教師の醍醐味論とか、いろいろ思うところがありますな。
で、ふと思うと、これは年齢による観点・感想の違いがあるのかな?と思ったりもしますが、まあ、毎度毎度のおっさんの感想ってことで。
もちろん、この巻の最終のエピソードも、いろいろ今後の展開につながる感じで面白そうで*3、起伏をつけるのも上手だな、と思う次第です。
続きが楽しみです。はい。