恒例のたまった分放出2か月分(汗)後編

ブログタイトルコンテンツなのに、放置…。そんなマンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。で、ためた分の後編です。


そんなこんなで、いろいろ思うところアリ、対象雑誌が一誌になりました。


掲載時の感想から今現在までさすがに2ヶ月経ってるんで、結構ハナシが進行しちゃったり重複したりているけど、まとめて「今」の感想としてどべべと、参ります。


週刊少年チャンピオン

32号:ANGEL VOICE

作品のいっちばん最初から「あのシナリオ」が提示されていたわけですが、最初は「ははん、ルーキーズ+闘病モノだな。その手にのるかよ」と思っていましたが、もうすっかり好きです。勝手ながら、なんで後ろのほうなんだよ!って、思ってました。歳のせいでしょうか。
んで、この巻頭さんになったときも、カイシャ行く前なのに、もうウルっときて。やはり、歳のせいでしょうか。

で、なんでこんなに好きになったのかな?と思うに、ちょっとの夢と、結構な量のリアルがポイントなのかな?と。「砂の栄冠@ヤンマガ」もそうですが、おっさんになってくると、仮にそのスポーツをしていなくても「どの程度の努力で、どの程度の成長をするのか」ってのはわかってくる(あるいはわかったつもりになる)んだと思うんです。

そのあたりのバランスで共感できたり、できなかったりして、同じような「努力と根性でサクセス」するマンガでも「まあ、マンガだから、で済ませるもの(共感なし)」と「筋的にはおかしくないと思うけど感動には至らないもの(共感薄)」と「本当に感動して好きになるもの(共感あり)」とかに分かれるのかなあと。
もちろん、その辺りは当然そのスポーツとの関係や、読み手の個々の境遇・経験で変わってくると思うんだけど、ソコがハマると、共感できるんだろうなあ、と思うわけです。

で、このエンジェルボイスは、超○○○人的な奇跡的な大覚醒もないし、かといって失敗多めのネガティブど根性系でもないし、いい塩梅で成長(&支持者増)するんで、その「加減」も感情移入できる理由かな。
ともあれ、市蘭にはがんばって欲しいと思います。はい。



33号:クローバー

300回連載しておいて、今だにフラフラしてるw、腕っ節は強いけど、別に頂点目指すでもない高校生ヤンキーマンガ。
最近、このテンションに慣れてきて、変にテッペンめざして律儀なトーナメントしたり、突然バトルロイヤルしたり、好き好んでよその暴走族と喧嘩したり、番長せんでもいいかーと思ってきた。
自分自身のオヤジ化による日和見か?w つか、イージス竹下とのやり取りが社会人的に面白いのかもw


てなわけで、現在進行中の広島編も特に力むことなく、日常的にw読んでおります。

しっかし、あんな高校アンの? 宮島から文句来ないのかな? 鈴蘭みたいな、どこともいえるけど、いえないかも?みたいな宙ぶらりんじゃなくて…と某「極道高校」のこととか思い出して心配になって調べてみたら、宮島の中には高校なかったw よかった。


てなわけで、今回も多分、1回負けて、でも友達とリベンジして、そんなことしている間にトモキがどうにかなったりならなかったり、って感じで、帰ってくる途中でお土産買い忘れて、その辺で買って、イージス竹下氏に「このお土産は広島のじゃない」って指摘されて終わり、かなあw とぼんやり思っております。



34号:実は私は

大変面白くなってまいりました。やはり、キャラが増えると面白いね、というか異業種交流というか、ミニうる星やつら的な感じになってきていいですよ!
しかし、このままラブコメで終わってしまってはなんなので、狼男とダメ兄貴(異星人)以外の男加えましょ! ちゅうても、ジャンル的には、初期登録のモンスター部門と宇宙人部門は出てきたから、悪魔部門から?男性教諭? このまま朝陽単独モテでいいのか? もっと、あちこち矢印が飛び交わないと!

って、別にラブコメ好きではないのですが、この作品の場合は笑えるラブコメになると思うので(さくらDISCORDは全然反応できなかったけど)もっと楽しみたいんだよな。
ということで、もっといっぱい変な人が出てきて面白くなって欲しいです。この先も期待。



35号:777 スリーセブン

いったん、依頼人のない「仕事人」というか「ハングマン」みたいな感じの自警団になった3人。
うまいことやりつつも、この先心配がないわけではないですが、マスクも根っからの悪人じゃなさそうだし(ただ、アンナコトしているくらいなんで、今の司法制度に不満があるんだと思うけど)、フェイクもうまく両立?できてるみたいだし。ただ、チェリーがなんかありそうだけど。

と、同時に気になるのが「警察」の存在。今からこんなに丁寧に描いているってことは、単なる「推理・サスペンスモノ」的な演出としての「情報提供とか誤読とかのための、複数の視点の1つ」っていうよりも、あとあと3人に絡んでくるんだろうな*1、と。
 
そう考えると、「ナンバ*2的二重生活」もありつつ、教育・生徒に対する疑問を投げかけるガキ教室*3」を社会に対する暴力・法律に置き換えて、の疑問提示みたいな感じもして、この先の展開も楽しみです。


てなわけで、サボってた巻頭さんも、今日はこの辺で。
今後は月イチか隔週くらいが理想ですかね…・

*1:上司「教師と学生!? そんなバカな!」刑事「本当なんです!」みたいな

*2:小沢氏旧作・ナンバMG5+ナンバデッドエンド

*3:同じく小沢氏旧作