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ブログタイトルコンテンツなのに、「ときおり更新」が定例化…。そんなマンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。


そんなこんなで、いろいろ思うところアリ、対象雑誌が一誌になりました。

週刊少年チャンピオン


26号:ハリガネサービス

新連載の男子高校バレーボールもの。定番の「気の弱い」主人公で「スペックは平均以下」ながら「1つだけ異能の力」の持ち主。
最新号では、1年生の中に溶け込むトコロまで参りました。

で、作中の「異能の力」の描き方として「そんなコト、狙ってできるのか?」って「手練れの同級生みんなが思う」って描かれ方をしています。
そんなわけでバレーに詳しくなくても、読者のセオリー的にはその世界を知らなくても「スゴイコトなんだー」って伝わるんだけど、過去の「マイナー」スポーツモノに比べて<有利さのわかりにくさ>による<魅力の薄さ>は否めないんだよな。

 例:アイシーの「尋常でない速さ」=追いつけなきゃ、そりゃ勝てるよな、というわかりやすさ
   弱ペダの「尋常でない登坂力」=早けりゃ勝ちなんだから、そりゃ勝てるよな、というわかりやすさ

 今回:「尋常でない正確さ」=それはわかる、が、試合では6人いるし、誰かしら拾えるんでは?という疑問
     蛇足だが、まだ「誰も反応できないくらい速い超高速サーブ」の方が素人的に伝わりやすい。


なので、特にバレーに詳しくない私としては、早く、模擬試合で「異能さが際立つ<使い方>」とかしないと、「だから何?」ってなりそう。
今後に期待です。



27号:弱虫ペダル
そんな流れで、弱虫ペダル

巻頭でフィギア発売のニュースが出てますが、第一弾が「荒北&巻島」って書かれ方なんだけど、このあたりがこの作品の人気のヒミツを顕在化させておりますなw*1 

さて、それはそうと、新人鏑木。いいシゴトしてます。ちょっとバカすぎてリアリティに欠けるけどw
そして、最新号の青八木のチョッパーめいた変形がまたw
そんなわけで、続きが楽しみです。



28号:刃牙

いよいよ武蔵復活か!?

この作品のことなので、この復活すらもフェイク?*2とかうがって見てしまうw でもいったんは本物ということで見守りましょう。
一方の勇次郎と花山の喧嘩もゴング*3

サインを「あげない」シーンは、確かに花山でなくても、微笑ましく感じるよな。
こちらも続きが楽しみです。



29号:聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

季節の風物詩的に切れ切れ連載なこちら。今回は、映画に絡めた星矢たち5人+沙織の短編エピソード。
技名にまで色を乗っけて、豪華な感じ。車田先生の半生インタビューみたいなものも後ろの方に乗ってて読み応え十分でした。

あと、新連載の黒虎も面白そうだったので、ちょっとコメント。

イイ感じのリミックステイストで好きな感じ。
敵味方の状況的には、宇宙人がやってきた瞬間の銀魂的な気もするし
味方の十二支神将も、徳川十六神将的なアレだし
さらに能力的に「十二支」って定番パターンの一つだし、もっというと十二支全部を剣劇担当じゃなくて散らしているアタリもバリエーションが豊富で楽しめそうな感じ。
ドバッと風呂敷広げて、ガガッと爽快チャンバラモノを展開してほしいです。


では、この辺で。

*1:つか、後ろの方の記事読んだらプリンセス名義でアンソロ出るのですな。ふむ。趣深い。

*2:「二人の武蔵」、とか、遺体は替え玉とかありそうだし

*3:って、慣用句的なモノイイですが、ストリートファイトなので作中そのような表現はありませんw