All You Need Is Kill

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|オール・ユー・ニード・イズ・キル

知人がマンガより映画の方が好み、と言ってましたが、両方媒体特性を活かして面白かったと思う。
あと、ハリウッドの定番(習慣?常識?←すぐ弾く)と日本のマンガ(小説?映画?←すぐ語る)の定番の差なのか、映画という手法とマンガという手法の特徴の差なのか、両方とも特徴が出てて、両方ともそれぞれが面白かった。


てなわけで、
彼女の手で殺されまくり*1の「映画」。
初期段階で実験的に自殺する「マンガ」。
あちこち移動して、サザエさん的に名所をまわる「映画」。
あくまで身近に日本の(つか関東周辺?で←でも地図は異世界風)な「マンガ」。
撃たれるシーンを連発させ、セリフで「回数を訊ねる」ことで死んだ数を意識させる「映画」。
数を手に書き、表情を凄惨にしモノローグを重ねることで*2死んだ数を意識させる「マンガ」。

両方とも特徴があって面白い。
※「映画」と「マンガ」を、「欧米」と「日本」に置き換えてもいいかも。←主観。


あと、やっぱ過程も
「ハリウッド的な献身的行為&まさかのトラブル」と
「日本マンガ的な長めのサブキャラ回想&かっちょイイ武器ゲット」
とか、エンディングも、「あくまでハッピー重視」と「悲劇の主人公的耽美もあり」という差が出ていた気がする。


でも、両方好きだ、と思うのでした。

*1:どっちが先とかなんだとか言う気はありませんが、マンガの時の感じなかった「亜人」的というか、「オートセーブ機能が出てきたあたりのゲーム機の<悪い状態でセーブするくらいなら途中でリセット>っていうのを強く感じました。

*2:食事のシーンとか、小畑氏の筆ならではってのもあると思う