日本SF展

世田谷文学館でやってる催しに行ってきました。

http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html

「日本SF」というくくりだと、ジブンは「好きだけど、詳しくもない」という中途半端な立ち位置ですが、歴史的に確認ができて面白かったです。
そして、SFを読むようになったきっかけの子供向けのSF作品シリーズの表紙とか見て超懐かしかったなあ。
さらに、まったく、無知だったけどあの時よくみた+星新一氏の表紙とかで見るイラストレーターさん(真鍋博氏)て、ハヤカワのアガサ・クリスティーの表紙もされていたんですね。


また、個人的に一番感銘を受けたのは、小松左京氏が日本沈没をリリースしたのち、それを見た当時の好敵手的立ち位置だった半村良氏の手紙。

この界隈の歴史を知らないと、それぞれを「巨匠」として別個に把握しているのみですが、こういった形で情報を得ると、また違った読み方ができるのかな?と思いました。
言われてみれば角川映画とか「そーいう感じ」ですもんね。


あと、お手紙の概要、こちらでも見られるようです。
半村良先生の「日本沈没」への想い (小松左京への手紙より) | 小松左京の書庫(トピック紹介) | 小松左京ライブラリ


面白かった。