昭和元禄落語心中(6)

昭和元禄落語心中(6) (KCx)

昭和元禄落語心中(6) (KCx)

憧れで始めたコトだと、自分探しも大変ですな。


てなわけで、現代編で、悩める与太郎
「憧れ=スタイル」なわけで、スタイルまねてりゃ、そら「自分」はないわけで。


かくいう私も正直、そのへんがピンと来ず…。
自分の整理のために箇条書きにすると以下の要素の組み合わせで「自分」を創る、ということか?

  ・演目(シナリオ)では幾つかジャンルがある
  ・*1演目を選ぶことで噺家さんの個性が出る
  ・ハナシをするときの声色や個性がある(=得意ジャンルがある)


…そんなわけで、私、シナリオはすごく気になるんだけど、映画やドラマでも「演者さんの良し悪し」ってのに役者さんにあまり興味がないんですよね*2
だから、落語も「本」でよくて、新宿の末廣亭の場所は知ってても行ったコトなくて…。


まあ、それはさておき、オハナシは好きですので、こののちの与太郎のさらなる躍進と、八雲師匠の今後の動きに期待。

*1:オリジナルの創作を除くとですが

*2:とはいえ、あまり酷いのはやだけど「上手い」と「超上手い」の違いがわからないかも。