銀の匙(12)

自己紹介は終わり、ってことですかね?


これまでの「1年生の間」は、毎日を細かく描いていた印象ですが、2年生になった「四季の巻」からは、それぞれの課題についてサクサクと進んでいる印象。

そして、やはり気になるのが「カイシャ」。
現実社会の要素を入れたマンガって「リアル」と「夢」と「オトシドコロ」ってののバランスが重要だと思うわけですが、この作品は、どんどん「夢」も「リアル」も大きくなってきている気がするのです。必然的に「オトシドコロ」の納得度も高くしないとバランスが悪くなるように思うのですが、八軒はどうなるんだろうか?

要らないものを借りる・もらう、は「リアル」に即してるけど、それをもとに成功するという「夢」は、「ソレができたら誰かしてるわ!」って気もして、応援したい気持ちは当然あるのですが、いちリーマンとしてお父さん(投資者)の気持ちもわからないでもなく、どうなるのかなあ、と。


読者としての自分も、1年の間はぼんやり一緒に学生生活を楽しんでいましたが、こっから先は一緒に悩むのかな?
(あ、恋愛の方はどうでもいいw)


続きが楽しみです。