トリコ モノクロ版(31)

トリコもkindleに。で、グルメ界に本格的に乗り込み。


<主人公と相手の実力差の描写を楽しむ>のって、少年漫画の醍醐味だと思うんですが、さすがグルメ界、そしてしまぶーセンセイ、かなりオモシロイ。王道パターンである、主人公たちが「単純に恐れ慄く」ってだけでなく、「その相手」が荒れる海でお茶してたり、実体ではなく昔々の足跡だったり。


そして、小松の「食運」の描き方も、スゴイ迷路で可視化されたあとに「クリアする」ってカタチだと、超運がいい!ってわかるし。
あと、ハナシはそれるけど、ワンパンマン(村田センセイ版)の敵のダークマターのUFO描写もすごかったな。


オハナシそのものはシンプルな展開ですが、一つ一つのギミックがともすると「んな、バカな!」って感じなんだけど、でも、ソレが少年漫画のオモシロさでもあるので、グルメ界のこの先も楽しみです。