新日本プロレス 10・13 両国国技館大会

最近、観戦しても、素人がやいやい言うより、プロレス/格闘技 カクトウログさんの記事見ればいいじゃない、と思って感想あげてなかったけど、あげてみる。


今回もカクトウログさんとその仲間たちと。



[1]飯伏幸太&本間 朋晃&永田 裕志&真壁 刀義vsタマ・トンガバッドラック・ファレ&ドク・ギャローズ&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン

ビックマッチでよくある「いい選手だけど枠がないから最初にまとめてドン!」的な感じ。
そして、恒例の「みんなのイイトコロをダイジェストで!」的な展開でしたが、試合早々に永田選手の腕固めに入り「早すぎでは?(焦)」という場面もw
〆は飯伏が華麗に跳んで決着。濃厚で上質な試合でした。



[2](チャンピオン)チェーズ・オーエンズvs(チャレンジャー)BUSHI(NWA世界ジュニアヘビー級選手権)
「コンニチハ、ニホンジン!」のサープNWA社長とともに、選手が入場。
ワルモノ社長にワルモノ選手、という「てい」だから、どんな奇怪な選手なのかと思いきや、案外フツウでした。←期待しすぎ。
むしろ注目は、試合後のライガーとの絡み。本人「最終章」って言ってたけど、ぼちぼち引退なのか?
引退して、解説に? でも、ライガーの解説は、賑やかで楽しいけど、ちょっと「感想が多いな」と思ったり、引退したら寮にいられなくなるのでは? はっ! むしろ寮長になるのか? とか、試合と関係ないことをたくさん考えてしまいましたw



[3](チャンピオンチーム)小島 聡&天山 広吉vs (チャレンジャーチーム)デイビーボーイ・スミスJr.ランス・アーチャー(NWA世界タッグ選手権)

安定のテンコジ。後ろの席の男性が終始「シーシー」うるさかった。試合の流れで「そのタイミング」ってわかるだろうに、と思いました。
なんて思ってたら、まさかの敗退&テンコジ内での小競り合い。
天山まさかの鈴木軍入りで変わり果てた飯塚と組んで飯塚が元に戻る?とか、そこまで妄想しましたが、そこまではない様子。今後に注目か?



[4]桜庭 和志&矢野 通vs飯塚 高史&鈴木 みのる
桜庭とみのるのやり合いが激化。双方ヒートアップで、それぞれ身内が止めに入ることが起きてちょっと笑う。
試合は場外で桜庭みのるがやり合っている間に矢野が飯塚を制して勝利。ちと短い気もしたけど、その分熱かった。



[5](第38代チャンピオンチーム)アレックス・シェリー&KUSHIDAvs(チャレンジャーチーム)アレックス・コズロフ&ロッキー・ロメロvs(チャレンジャーチーム)ニック・ジャクソンマット・ジャクソンIWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ

ジュニア好きの自分としては、カクトウログさんの投票は、この試合にしました。
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三者とも技は巧みだし、独特のカラーもあるし、3WAYで「間髪入れず…」の展開がどんどん加速していって、3者の違いも顕著になりつつの最終決着。
見ごたえがありました。よかったわー。



[6](第69代チャンピオン)田口 隆祐vs (チャレンジャー)エル・デスペラードIWGPジュニアヘビー級選手権)

イマイチ。
最近?の傾向の「ヒールホールドに固執」し続けてて華が無い試合運び。越中的動きも徹底するわけでもなく…。
ということで、この試合の一番のハイライトは、デスペラードが煽りVで日本語しゃべってたところw
二番目はタイチでした。



[7](第4代チャンピオン)高橋 裕二郎vs(チャレンジャー)石井 智宏(NEVER無差別級選手権)

最近すっかり人気の石井。一方紆余曲折しつつも「ワルモノ」としての地位がすっかり定着した裕二郎。そういう意味では、かなりの完成度の「お膳立て」という印象。どっちも嫌いじゃないので、どうなるかなあ、と観ておりましたが双方役割を果たした感じの美しい試合でした。
やはり石井の試合は燃えますな。



[8]YOSHI-HASHI&中邑 真輔vs柴田 勝頼&後藤 洋央紀

選手構成的に、やっぱヨシハシが…と思ってましたが、かなり健闘。結果こそ「やっぱりヨシハシが…」でしたが、会場もヨシハシ応援しているひとも多かったし、いい感じで盛り上がってた。
あとは、柴田後藤の入場曲が柴田の曲オンリーだったり、インターコンチに柴田が挑戦したりと、「オカダ・ヨシハシ」に続く同級生(同期)格差をココでも感じたりしました。



[9=セミ](権利証保持者/G1 CLIMAX 24優勝者)オカダ・カズチカvs (チャレンジャー)内藤 哲也(東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦)

まー、レインメーカーでしょ! と思ってたら冒頭に内藤の張り手で、オカダが意識朦朧に。心配している間に、徐々に回復してきましたが、「そういう感じのドキドキはいらない」と、ちょっと思った。
で、その後の試合運びは通常の「ドキドキ」で、両者の応酬は見ごたえがありましたが、やはりオカダの勝利、でした。



[10=メイン](第60代チャンピオン)AJスタイルズvs(チャレンジャー)棚橋 弘至(IWGPヘビー級選手権)

第二の社長?(正確には社長じゃないのかな?)、ジェフ・ジャレットがリングサイドに。
そして、試合は当然の試合巧者である両者の攻防を魅せつつ、当然ジェフ・ジャレットがちょいちょい邪魔をw
ジェフ・ジャレットは邪魔をしながらどんどん服を脱いでいって最後は裸になってギターで棚橋に襲い掛かると思いきや、ヨシタツ山本尚史)登場&撃退。今後の活躍に期待ですな。
そんなこともありつつ、最後はまさかの棚橋勝利。

これから、1・4から先、新日本のベルトはどんな展開になるのか、考えるのが楽しくなってきました。


てなことで、この辺で。