諸星大二郎『暗黒神話』と古代史の旅

オリオン座のくだりは、途中で思いついたのか…

ということで、暗黒神話の登場エリアガイド＋背景説明＋作者のインタビューで構成されたこの本。

登場するエリアは、「世界遺産」とか「超有名な名刹・古刹」って感じじゃないマイナーなトコロ（失礼）*1＝発想を膨らませにくそうなトコロだけど、あそこまで関連させて「暗黒神話」を構成したと考えると逆に諸星先生の想像力とか発想力がすごいんだなと、改めて驚きました。

そして、知らなかったんだけど、「暗黒神話完全版*2」なるものが進行中らしく、それに対する期待もぐーんと膨らみました。
ソレも完結したらまとめて一気に読みたいな。

*1:でも、場所によっては本当に行きにくそうな場所で、この本を読み始めた時は気持ち的に「全部の場所にいぎだい！」って思ってたけど、アクセスの詳細観て「行くの大変そう…」って思う場所が多くって、その熱もだんだん覚めました・汗

*2:描きたかったシーンを加筆したもの