新日本プロレス1・4　WRESTLE KINGDOM 9＠東京ドーム大会

最近、観戦しても、素人がやいやい言うより、プロレス/格闘技カクトウログさんの記事見ればいいじゃない、と思って感想あげてなかったけど、あげてみる。
ちと間が空いちゃいましたが、感想などさくりと。結論から言うと、滾った。

最近、ちょいとレーシックの魔法が解け始めたのか、単なる年齢のハナシなのか眼が心もとないのでメガネを作ったりしたので、それを使いながら観戦。

［第0試合］
１分時間差バトルロイヤル〜ニュージャパンランボー〜

過去、ちょいちょい入場が遅れ、0試合を途中から見ることが多くて残念な気がしていたので、開始時間に会場入り。
＜その他大勢にならざるを得なかった精鋭たちの饗宴＞を観るつもりでしたが、まさかのレジェンドたちの投入！
サプライズも含め、面白かったー。
縁起物のｗ永田さんの白目をカメラの角度的に？タイミング的に観れなかった（見逃した？）のは残念。

［第1試合］IWGPジュニアタッグ選手権試合4WAYマッチ
[第39代王者]カイル・オライリー＆ボビー・フィッシュ　ｖｓ　
[挑戦者組] ＫＵＳＨＩＤＡ＆アレックス・シェリー　ｖｓ　
[挑戦者組] ロッキー・ロメロ＆アレックス・コズロフ　ｖｓ　
[挑戦者組] マット・ジャクソン＆ニック・ジャクソン

最近はずれが無い印象のジュニアの複数混戦試合。
スピーディーで、お約束もありーの、ハイレベルな技の応酬で、試合が面白いのも当然なんだけど、各所属チームの保有ベルト数のバランスってのも今後に関係してくるんだろうなあ、と思いながら観ておりましたが、チャンピオンが防衛。
ジュニアは、タッグはタッグで混戦、シングルはシングルで田口とケニーで展開ってことなのかな？

［第2試合］
天山広吉＆小島聡＆本間朋晃　ｖｓ　ジェフ・ジャレット＆バッドラック・ファレ＆高橋裕二郎
あいかわらずのシーシーいう感じの展開。それでも（この大会全体にいえるけど）スピーディーな展開でみんなのイイトコロを出したうえでの決着。本間はみんなに愛されているのだなあ、と感じました。

［第3試合］
矢野通＆丸藤正道＆マイキー・ニコルス＆シェイン・ヘイスト　ｖｓ　飯塚高史＆シェルトン・Ｘ・ベンジャミン＆ランス・アーチャー＆デイビーボーイ・スミスＪｒ．
正直後楽園ホールでの登場のインパクトが強くて、カードを観てしまうと、って感じ。でもこれは贅沢な悩みか。

［第4試合］
桜庭和志　ｖｓ　鈴木みのる
白みのる！　そして、ここ数回交わされてきた憎しみ合い、はたき合い、けり合い、罵倒試合。
それぞれの強みを生かした試合展開。そして、あのエンディング。
試合としては「過去の延長」だったと思うけど、ちゃんと「〆た」印象でした。

［第5試合］
ＮＥＶＥＲ無差別級選手権
[第5代王者]石井智宏　ｖｓ　[挑戦者]真壁刀義
年末のホールで、石井が負けたからには、今度は勝つんだろう？と思っておりましたが、まさかの真壁勝利。
確かに「IWGPを手にしたオトコ」として「格云々」を言い始めたらそうなのかもしれないけど、石井選手に頑張って欲しかったな。
でも、昨晩のワープロの試合後の真壁のコメント観たら、コレはコレでなんかまた起きるのかな？と思わないでもないので、この先の展開を楽しみにしたいと思います。

［第6試合］
IWGP ジュニアヘビー級選手権
[第69代王者]田口隆祐　ｖｓ　[挑戦者]ケニー・オメガ
選手の好み的に、田口にはまらないので、ケニー推し。でも、ケニーの顔見世的にはこんな感じか、と思ったり。この先に期待。

［第7試合］
IWGPタッグ選手権
[第63代王者組]カール・アンダーソン＆ドク・ギャローズ　ｖｓ　後藤洋央紀＆柴田勝頼
この試合も、選手の好み的に柴田一択。タッグリーグで勝った流れからは妥当な展開かな？と納得しつつも、物足りなさも。
つか、ここ最近のヘビーのタッグにイマイチノレてないんだけどね。

［第8試合］
内藤哲也　ｖｓ　ＡＪスタイルズ
これも、なんかイマイチ内藤にノレない。AJは、IWGPで棚橋オカダと三つ巴って展開もあるけど、団体またいでタッグで猛威を振るうってのもアリだと思うんだけど、どうですか？　と思ってたけど、鈴木軍がそんな感じになっているようだ。

［第9試合=メイン1］
IWGPインターコンチネンタル選手権
[第10代王者]中邑真輔　ｖｓ　[挑戦者]飯伏幸太
私的には一番でした。単純に両選手とも好きだから、ってのもあるけど。
2013年のG1展開を連想させる展開。でも、ソレをさらにエッジを効かせてきたか。面白かった。

［第10試合=メイン2］
IWGPヘビー級選手権
[第61代王者]棚橋弘至　ｖｓ　[挑戦者/G1 CLIMAX 24優勝者]オカダ・カズチカ
正直、1.4に棚橋が王者として出ると思ってなかった。AJに、棚橋かカズチカが絡むんだろうな、と。
でも、こういう図になりました。
そして、個人的にはオカダ推しなのですが、双方飛んだりなんだりで、いい試合をしていてかなり熱くて、どっちが勝ってもおかしくない展開だたんだけど、最後は棚に。
会場の声援は双方均衡してたんだけどな…。
カズチカ、残念…。

そして、まさかの「泣き」。
今まで「表情を崩しただけ」「吠えただけ」で、絵になったカズチカが、まさかの「泣き」。

「愛」とか「友情」とか、そーいうのだけで「試合」が構成されるのもなあ、と思いつつも、カズチカの「泣き」には、この先の新しい展開を何か期待せずにはいられないのでした。

面白かったです。今年の1.4。