新日本プロレス新日本プロレス4・5@両国国技館大会

1週間空いちゃいましたが、試合の感想をあげてみる。


過去、G1決勝などで毎年足を運んでいた両国ですが、基本的に「食べ物販売無し/ビール売り場は大行列」というのが恒例だったのですが、「食べ物販売アリ/ビール売り場は超行列」となりました。こういうカタチで改めてプロレス人気を感じます。
そんなわけで、オープニングはビールの行列で見損ね、観戦開始。

◇第1試合◇
田中翔/田口隆祐/タイガーマスク/獣神サンダー・ライガー/中西学 VS 
小松洋平/アレックス・シェリー/KUSHIDA/キャプテン・ニュージャパン/永田裕志

鈴木軍がいなくなっても選手が豊富なんだな、と思わせる第一試合。田中も小松も目にする機会も増えてきました。
そんなわけで、この手の大量選手投入試合にある、短時間で見せ場が連続する、コンパクトだけど豪華な試合でした。
個人的には最近のライガーのロメロ復活がうれしいです。



◇第2試合◇
コーディ・ホール/タマ・トンガ/高橋裕二郎 VS
本間朋晃/小島聡/天山広吉

最近見かけるようになったコーディ・ホール。芸達者な選手ばかりのバレットクラブと、テンコジ+本間相手では、ちとまだ「魅せる」スキルが足りないか。
それはそうと、コケシの打率が高すぎて、何かあるんじゃないかと逆に心配になりましたがw、コケシで無事勝利しました。



◇第3試合◇
IWGPジュニアタッグ選手権試合
バレッタ/ロッキー・ロメロ VS
ニック・ジャクソン/マット・ジャクソン

よく知らなかったけど、コズロフ引退してたのですね。残念。そんなわけで、バレッタの試合は初観戦だったのですが、声援も結構飛んでいて、動きもいいし、ってことでいい試合でした。最近の入り乱れているジュニアタッグの試合はスピーディーだし、個々の選手の個性も出てるし、本当に面白いなあ。
あと、バレッタがちょっとゆってぃっぽいなと思ったのはナイショ。



◇第4試合◇
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
マスカラ・ドラダ VS
ケニー・オメガ

ジュニアにしては大柄?という印象のマスカラ・ドラダだけど、ロープを使った動きはさすが! オメガも動きがいいし、くるくるくるくる目が回るw
こちらも面白い試合でした。



◇第5試合◇
IWGPタッグ選手権試合
マイケル・ベネット/マット・ターバン with マリア・ケネリス VS
ドク・ギャローズ/カール・アンダーソン

アンダーソンが、女性に目を奪われるキャプテン・ニュージャパン化w そんな役だったか?アンダーソンw
そんなこんなで、バレットクラブ、これでベルトを2つ失ってしまいました。



◇第6試合◇
YOSHI-HASHI/石井智宏/中邑真輔 VS
内藤哲也/後藤洋央紀/真壁刀義

第一試合と同様層の厚さを感じさせる豪華な布陣。後藤を挑発する中邑、当然真壁とやり合う石井。なんとなく?な内藤とヨシハシという組み合わせ。
試合結果は、まさかの*1中邑が後藤にフォールされる。
NEVERやら、インターコンチやら、ケイオスのベルトも動く動きになるのか?



◇第7試合◇
矢野通/桜庭和志 VS
柴田勝頼/棚橋弘至

ここ最近のいろんな地殻変動の影響を最も受けた「組み合わせ」と言えるのではないか? 1年前だったら想像できなかったメンツ、かな。試合も、それぞれの持ち味を出したいい試合でした。そして、桜庭柴田はどんな展開になる? 今後も楽しみです。



◇第8試合◇
バッドラック・ファレ VS
オカダ・カズチカ

かつて、勝てない体格差の象徴は「ジャイアント・バーナード」だったわけですが、その場所にファレが来たのか、と思うと、ちょっと物足りなかったり。とはいえ、現在の新日本の中では、圧倒的な肉量+説得力となると、そうなるかー、と半分納得半分不満な感じ。
そんなことを思っていても試合はやはりファレ優勢。オカダがなんとか投げようとしてもうまくいかず。すごくジリジリする。でも、最後は見事投げ切って勝利。よかった。


◇第9試合◇
IWGPヘビー級選手権試合
飯伏幸太 VS
AJスタイルズ


ジュニアヘビーの試合もくるくるしてましたが、こちらもくるくるだし、技の応酬がすごい。本当にハイレベルな試合。
最後はちょっと今後の遺恨につながるかも?というケニーの思わせぶりな動き、からのすさまじい応酬。本当にすげーなー、という試合でした。両者とも素晴らしい!!!


てなわけで、ビールの行列以外w大満足な試合でした。

*1:個人の感想ですw