]新日本プロレス_DOMINION 7.5 in OSAKA-JO HALL

プロレス/格闘技 カクトウログさんたちと一緒にテレビ観戦した試合の感想をあげてみる。


◇第1試合◇
IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチ
ボビー・フィッシュ、カイル・オライリー vs
バレッタロッキー・ロメロ vs
ニック・ジャクソンマット・ジャクソン[第42代王者]

最近、このジュニアの3WAYマッチが好きなんですよね。3WAYマッチじゃないと、逆にどうしてだ!って思っちゃう。
みんなキャラ立ってるし、スピーディーだし、ミラクルだし。

そういう意味ではボビー・フィッシュとカイル・オライリーは、この3組の中では、堅実ではあるけど派手さに欠ける印象。でも3WAYマッチだと、その辺がイイ感じで撹拌されて、試合全体としては面白くなるんですよね。
そんなわけで、最初からイイ感じの試合が観れてよかった。



◇第2試合◇
スペシャルタッグマッチ
高橋裕二郎バッドラック・ファレ vs
本間朋晃内藤哲也

前の晩のワープロ録画で観ると、内藤がイメチェンなのか、帽子をかぶってTシャツを着てメッセージを発信したので、何かあるのかな? 相手が裕二郎なのも何かあるのかな?と深読みしすぎましたが、特に何もなく肩すかし。
そうはいっても、最近すっかり人気の本間はイイヒトぶりを発揮してて、すねた内藤といい組み合わせでした!



◇第3試合◇
スペシャシングルマッチ
桜庭和志 vs 柴田勝頼

「モノガタリ(=構成)」で語るべきプロレスを「絵(=瞬間)」で語ってはいけないと思うのですが、あの桜庭のパロスペシャルと柴田のロープへの噛みつきは、震えがくる「絵」でした。
でも
震えが来たのは、ソコまでの「モノガタリ(=構成)」も当然あってのことなので、結論的には「全部スゴイ」ってハナシなんですけどね。
すごかった。
カクトウログさんの桜庭・柴田への愛も知っててw、ソレは知ってても別に評価や会話で迎合すまいぞ、と思って過ごしてきましたがw そんなの関係なく、この試合は震えた。



◇第4試合◇
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者/BEST OF THE SUPER Jr. XXII優勝者]KUSHIDA VS
ケニー・オメガ[第70代王者]

新日に来る前から応援していたくっしー。頑張って欲しいという気持ちで観戦。
両者いいところを見せつつ、最終的にはくっしーの勝利! おめでとう!
それにしても、くっしーの小さいころのビデオは何度観てもいいな。



◇第5試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合
石井智宏 VS 真壁刀義[第8代王者]

どうにも真壁という壁を越せない石井、という印象が強いなか、さらに、気になってしまういつもの肩の不調。
奮戦するも、スパイダーを出された瞬間に、ああ、終わったか、という諦め感情。
やっぱIWGPを冠した事がある男はなかなか越せないのか…。


◇第6試合◇
IWGPタッグ選手権試合
ドク・ギャローズ、カール・アンダーソンwithアンバー・ギャローズ VS
マイケル・ベネット、マット・ターバンwithマリア・ケネリス
[第67代王者組]

マリアマリアと騒いでいたのもひと段落? いっときよりは落ち着いた?と思ったけど、ちょいちょいネタ的にはさんでくる。
ちょっと食傷気味かなあ。



◇第7試合◇
スペシャシングルマッチ
矢野通 VS 棚橋弘至

何年かごとに起きるこの対立。安定というか、定番というか、嫌いじゃないマンネリ感。
現在無冠の棚橋だからか、ユーモアさも出しつつのマンガ的ともいえる展開でした。



◇第8試合◇
IWGPインターコンチネンタル選手権試合
中邑真輔 VS 後藤洋央紀[第11代王者]

アイエエエエ! ニンジャ!? ニンジャナンデ!?
ってことで紅のニンジャ衣装で登場の中邑。
後藤を殿と呼んだり、過去の「見えないアピール」から引き続きの、後藤を小馬鹿にするスタンス。試合展開も中邑主導だったように思いますが、終盤は大技を連続で決められ、後藤防衛。



◇第9試合◇
IWGPヘビー級選手権試合
オカダ・カズチカ VS AJスタイルズ[第62代王者]

AJのいつものポーズを、一瞬某V8教に見えたのは内緒。
さて、因縁の対決のオカダAJ。例のごとくハイレベルな攻防。やっぱ、こういう「やりあい」の試合って面白い。いっときの「ファレのパワー・体格差を課題にしていたオカダ」という展開は、<がんばれ!>とは思うけど<すげー!>って瞬間が少ないかな。
そういう意味では、やはりAJとオカダはいいライバルだと改めて思うのでした。




夏はどうなるのかな? オカダの活躍も含め、あれこれ気になる夏のG1予告もありつつの試合観戦でした。