週刊ヤングマガジン(19号)感想

今年のミスヤンマガ(巨乳担当)の顔はちょいとレベルアップした感じですな。そして「せがわ忍法帖」の第2弾:Y十M(柳生忍法帖)が次週から連載。アッパーズ廃刊でヤンマガに優良コンテンツが流れてきて嬉しい限り。巻頭さんはナニワトモアレ。感想は巻頭さんで。てなことで他の作品の感想をサックリ。


シガテラ:「落とし穴〜大惨劇」という展開が多い作品なので、どうにも笑えず、ひやひやしながら読んでしまう。すでに作品の術中にはまってしまい「最悪のシナリオ」を想定しながら読んでしまいます。警官乱入?ヤクザ乱入?死体発見とか?

ディープラブリアル:おおむね想定どおり。これまでそれなりの「毒」というか「冷酷さ」のようなものを感じていましたが、「新宿スワン」登場後、社会勉強マンガとしてのインパクトが弱いですな。ドラマとしてみると「普通の作品」だし・・・

へヴン!:えへへ、やっぱおもしろいわ。落語の世界。文字だけでもきっとおもしろいよ。

空手小公子小日向海流:根性論VS科学理論か。でもやっぱ「回数を重ねる」というのはそれなりに体重の乗せ方とかそのへんの「コツ」を会得して「体に定着させる」という意味があると思うので、よいと思います。

彼岸島:もとより「リクツ」をこの作品に求めていませんが、「研究」というシチュエーションを使いながらも、あのねずみの化けっぷりを見せられると、やはり萎えますな。通常の想像力でも、質量保存の法則とかのリクツからも無理ありすぎ。

センゴク浪花節は、そこそこで、と思ったけど1回使い切りましたな。

アウト・ロー:相手のバッテリーもなかなかいいところを見せてくれました。でも、やっぱ「こっちの勝ち」になりそうでうれしい。

新宿スワン:おもしろいなぁ。社会勉強として。作者がどういう経歴の方かは存じませんが、もう一方のアレの作者よりも「裏側に対する知識・経験が豊富」なのかなぁ、とか。でも、そもそも「何を描きたかったのか」という点で、取材なりの観点も異なるので一概にそうも言えないかなぁ、とも思う。で、とにかくおもしろいと思います。これ単品としてみても、「もう一方」と比較しても。

よみきり:切なくおもしろいが、「サイズのギャップ」という点で、過去の名作「南くん」とか、小説では「ガリバーパニック(小説)」とかあるのであまり、新鮮味はありませんでしたが、最初の見開きのインパクトとオチはキレイにまとまっていると思いました。

コメ!:あらー、やはり「収束」でしたか。でもいい感じで落ち着きそうなので、楽しませていただこうと思います。

てなことでこの辺で。
いまから仕事行ってきます。