ＣＢ感(４)

CB感 REBORN 4 (4) (ビッグコミックス)

「自由に走れる＜バイク＞に乗ったらそれはテロ」というお行儀のいい近未来世界でのバイクモノも４巻め。正直スピリッツでどこまで続けられるのかしら？と思ってましたが、けっこう続いてる。

前巻あたりから、単なる＜「盗んだ（正確には発掘した）バイクで走り出す」的な、反体制ってカッコイイ!!＞な話から、体制側の反撃が見え隠れ。この４巻でも本格的な「体制の反撃」がありますが、さらに「マジで＜破壊的＞テロ」を実行しちゃう第三勢力も登場。「気持ちいいことしてるだけで（でも、この世界ではテロ）迷惑かけてないじゃん!!」というバイク乗りな主人公達と、「ホントに死傷者出しちゃう（今の世界でもテロ）攻撃」をしかける人たちが微妙に絡んでどうなることやら、と言う感じ。
シナリオとしては想像しやすい展開ですが、ゴール（最終決着）をどうする気なのかなぁと言うのは気になります。世界を変えるのか（ゴール大）、バイクの権利を認めさせるのか（ゴール中）、隠れてバイクに乗ってシアワセ！（ゴール小、でも現実路線？）なのか。
そんな「シナリオ」も気にはなります４巻ですが、正直「バイクに乗る気持ちよさ」と「カッチョイイバイクのデザイン」が今作の目玉ですので、そういう意味ではボンヤリシナリオを見つつ、上記２点を楽しんだらいいのかなぁとも思います。（特に４巻１話目（CB-032)の、バイク？のデザインは秀逸でした。おもしろい!!）
バイク好きにはオススメ！