マンガ系

プルートゥ(２)

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

先日の出張の最後の最後の段階で、先日紹介した「手習重兵衛」も読み終わったけど、まだ新幹線に乗るのよ、どうしよ？ ということでキオスクで購入。正直購入を悩んだりもしたのですが・・・

先日来、Y十M＠ヤンマガが、「原作アリの後追いマンガ」なのに、イマイチさえないなぁ・・・と思っておりますが、その点ではさすが名手浦沢、加工も前提として作品を進めていると思われます。
※私個人は「原作アリの後追いマンガ」は＜魅せるための演出＞として、多少の加工はむしろ必然と考えるタイプです。音楽も同様。演出（Remixやアレンジ）がない「ただのコピー」ならオリジナルでいいっつーの。

しかし、個人的には過去のコミックキューにおける「カバーマンガ特集」に近しい感想（おお！　そう描くか!!）はあるのですが、すでにそのコミックキューや、デビルマンとかで散々やってきてるから「企画としての目新しさ」ってのもないし、逆にシナリオでは「喪失された自分」とか「存在意義」とかって、SFではけっこう王道的なテーマだし・・・なんとなく「ＭＯＮＳＴＥＲ」とか「火の鳥」に近い匂いも感じるし、と目新しさの点でイマイチ。それに１巻も２巻も「終わりの引き」が同じだしｗ
まぁ気が向いたら３巻も買うかなぁと言う感じ。友人のＴ氏が買うので、３巻はＴ氏の感想を聞いてからかな。てな感じです。