荒くれKNIGHT 高校爆走編(6）

荒くれKNIGHT 高校爆走編 6 (ヤングキングコミックス)

一言で言うと不良モノ、なんだけど、暴走族モノというか、熱血モノというか、人情モノというか、ギャグモノなのか、カテゴライズしにくいですが、「最新版湘南爆走族」といえば通りがいいか？　こちらも、最新刊は先日紹介した「ギャラリーフェイク」に近い感想。

毎回「高レベル」であるがゆえに、安心して買える。でも一方で「今回もいい話〜」で終えてしまえるこの「荒くれKNIGHT」だったりもするわけで。気持ち的には、昔で言う「寅さん」今で言う「釣りバカ日誌」でしょうか？　今回も「いい話」があったのですが、どうにも過去の「抗争モノ」やら「人情モノ」のいい話と比べてしまいます。毎回新刊が出るたびに前の巻を全部読み直したくなるし。でも、こういった「過去との比較」は長期連載モノの宿命なのかも。吉田＜私にとっての神の一人＞聡先生には「つらいのは十分わかっているつもりですが」今後もがんばっていただきたいです。
春間もすっかり「次期リーダー」だし、展開的には「春間の輪蛇」も早く見たいけど、やっぱ「荒くれKNIGHT」は七五十の話、だし、春間以外のメンバーはまだ頼りなさそうだしもちっとがんばらないといけないのかな？　でも、今回の件で村雨が牧役になりそうだし、次期主力メンバーも徐々に増えていくのかな？　そうなった段階で「春間の時代」がくるのかもしれないですな。そんな時代に期待しつつも七五十の輪蛇もまだまだ見て行きたいです。どうなるかな？　ともあれ、オススメですのでゼヒ読んでいただきたいです。