覇(4)
- 作者: 武論尊,池上遼一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/12/26
- メディア: コミック
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池上×武論尊版三国志。あちこちのネオネオネオ三国志モノは、ほぼ潰えましたが、こちらは健在。しかしながら、ぼちぼち「この作品の傾向」が見えてきたような…。
個人的な解釈だと、三国志における「劉備」ってのはいい人だけど、いい人どまりで、部下に恵まれてなんとかやってこれた人、という感じだと思うのですが、この作品では野望に燃える名将として立ち振る舞ってます。
通常の三国志の役回りが多少シャッフルされた感じで「劉備」を引き立てる構成。「洛陽に火をつけちゃえ」なんて劉備がいい、トウタクが「いや、待って!!!」てな感じ。
元の三国志を好きは人は結構気に入らないかもしれませんが、まぁ、同人誌的な観点で見れば問題ないかと。
この先どこまで続くのかわかりませんが、期待してみたいと思います。