お江戸吉原ものしり帖
そうそう、年末こんなのも読んでました。昨日の「若旦那噺」で思い出しました。
- 作者: 北村鮭彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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以前、この作者の「江戸生活」みたいなエッセイ兼薀蓄本を読みました。
http://blog.livedoor.jp/djrtaro/archives/10924947.html
既知のこともありましたが、さすがきっちり研究されてるだけあっていい勉強になりました。で、これも同じ作者ということで興味が出、でも嫁にこういうのを買ってるのがわかるとアレかしら?とか思いつつ購入。
で、実際問題、別にセクシーグラビアや現代の話があるわけではなし(当たり前だ)、別に何の問題もなく閲読。ある程度「江戸風俗としての吉原知識」があったので興味深く読めました。(高尾太夫がいっぱいいたとかね。落語だと「紺屋高尾」の1つしか知らないし…)
落語はブームらしいのでいろいろ文献があると思いますが、コレを読んでおくと知識が広がりなお面白いかも。
あと、吉原のこともわかってチャンバラも楽しめるコレもオススメ。
- 作者: 隆慶一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1989/09/28
- メディア: 文庫
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てなことで、時代物好きの方には、改めて<その手の作品の周辺知識を整理できる>のでオススメです。
あと、調べてみたら、この作者、北村一夫の名前でいろいろ落語系の著作があるようなので、今度読んでみよっと。