志ん朝の風流入門

志ん朝の風流入門 (ちくま文庫)

志ん朝の風流入門 (ちくま文庫)

落語ブームということで、本屋の一角に、関連の平積みスペースを発見。ネタ系は手持ちとかぶりそうだったので、エッセイにしてみた。


で、内容はというと題名のとおり「古今亭志ん朝師匠」による、四季折々の風物詩・シーンを切り取ったエッセイ的ウンチク話。語り口調は噺家さんのソレで、のんびりと心地よい感じで季節の風物詩などが語られます。元はラジオで展開していたもののようで、インパクトのある記述などは少ないのですが、ぼんやり読むにはうってつけ。
適当に小噺もまじってて、落語好きならオススメです。