0319

マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。

週刊少年ジャンプ(15号):BLEACH
週刊ヤングマガジン(15号):新宿スワン
週刊少年サンデー(15号):MAR(メル)
週刊少年チャンピオン(15号):無敵看板娘N(ナパーム)


BLEACH

ホロウというモンスターを退治する「死神」の役割を任された主人公が、奇しくもその手の力をゲットした仲間とともに、その「死神界」の闘争に巻き込まれたり、第三勢力、第四勢力と三つ巴、四つ巴のバトルを繰り広げます。

新宿スワン

新宿歌舞伎町の風俗スカウトさんのお話。スカウト同士の縄張り争いや、同じ社内の実力争い、この町ならではのやばい話を交えつつ進むサクセスストーリー?w

MAR(メル)

魔法の国の魔法のバトル。魔法のような技を魔法のように繰り出して、魔法のように勝ちます。

無敵看板娘N(ナパーム)

とある町の中華料理屋さんの看板娘が主人公。店を手伝いつつも、町では「大戦鬼」と呼ばれる「武闘派」看板娘。毎日いろんな人といろんな出会い、バトル、ギャグを展開します。


★★総評

今週は好み的に白黒はっきりついた感じですね。
まずはジャンプのブリーチ。こちら、最初のころはそれなりに「どんな幽々白書なのかしら」と半ば素で期待、半ば意地悪な意味で期待しつつ読んでましたが、そのうち「キャラ商売地獄」に落ちたようで、もうキャラでまくりの、即ゲーム、舞台、という感じで「2匹目のテニプリ」状態で、現在「その手のビジネススタイル学習のためのテキスト」となっております。話の中身は「王道」の「バトル」です。新鮮味にかけます。でもちょと今風のオシャレな感じです。

ヤンマガ新宿スワンは、30過ぎのおっさんが「へー、大人の世界ってそんなんなんだ」と、新たな世界を学ぶ作品となっております。スタンダードなピカレスク的な面も持ちつつ、ドキュメントっぽい描写もあり、面白いです。今回は「ホストVSスカウト」の維持の張り合い、交渉術というシーン。ヤンキーモノの気合の十分な方、腕っ節が強い方が勝つ、という素直な展開ではなく、じりじりした大人の世界をちょっと感じたりします。作品概要で「サクセスストーリー」と書きましたが、そういう意味で「もたつくシーン」もありますが、オススメ。

サンデーのMARは、魔法のようで、あまりにファンタジーなので、おっちゃんはあまり好きではないので割愛。

で、最後に「無敵看板娘N」。ギャグの好作「無敵看板娘」の「リニューアル版」です。既に感想は書きました*1が、オススメ
キャラの設定、展開、バランスがよいです。今後も期待します。

ということで、今回はこの辺で。