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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今週もはえー! もう入梅目前。今年度も1/6過ぎちゃうよ。

週刊少年ジャンプ(25号):アイシールド21
週刊ヤングマガジン(25号):新宿スワン
週刊少年サンデー(25号):MAR(メル)
週刊少年チャンピオン(25号):涅槃姫みどろ(バキは先週もだったのでみどろで)


アイシールド21

高校アメフトモノ。いじめられっこのパシリだったが、実はすげー足が速い主人公をはじめ、何かしらのエキスパートで構成されて戦略が成り立つアメフトの面白さを表現していると思われる作品。単なるスポ根モノにとどまらず、「アメフトってこういうもんだ」という戦略的なお話と「ドラマ」がうまいことつながっている好作。現在は「超天才」を擁する「高校№1の神龍寺」と試合中。


新宿スワン

(3週連続巻頭カラーの3週目らしいので、先週の流用)風俗系のお仕事に女子を誘うスカウトモノ。新宿を舞台にピカレスクロマン的作品が展開されてましたが、現在は渋谷でAVのスカウトをしています。で、物になりそうな女子にも出会いますが脈があるようなないような…ちょいと危険な匂い。



MAR(メル)

魔法の国の魔法のバトル。私の感想だと「過去の車田節*1」の正当後継者。技名を叫びあって、ネタ切れになった方が負け、みたいな展開のバトルモノ。現在は敵の大ボスの一人と、その妹である主要メンバーのバトル中。



涅槃姫みどろ

ホラーモノ。「厄いわね」が口癖の謎の女子高生(古道具屋経営)の周辺で起きる醜い争いと、それに加担して、ブラックな結末という「笑ゥせぇるすまん」的な展開が主なパターン。


★★★総評


アイシールド21は…これまで何度か語られてきた「天才VS凡人」の究極系といえるバトル+オハナシが展開されています。努力ばかりじゃ勝てないぞ、てなことも何度も繰り返して発信している今作ですので、先週のような「ミラクル」も、そう何回も描かないでしょう。
とはいえ、ソコをどうする? ってのがヒルマの作戦(1個の天才よりも役割分担をした個々の努力家たちで勝つ方法)が、スポ根モノとしての課題であり、アメフトを素材にした今作の課題であり、面白みであると思うので、勝敗はどっちになってもいいので「納得のいく試合」を展開していただきたいと思います。(といいつつ、やっぱデビルバッツに買って欲しいがw)


新宿スワンは3週連続なので…と思いましたが、人間的に大きくなった白鳥君がいるように思います。まぁ間抜けという見方も出来るけど「他人に笑われても自分の信じる道を行ける」ってのは成長の証だと思うわけで。


サンデーのあれは、なんですな。ジュブナイルなので、おっちゃんはノーコメントで。
しいて言うと「つまらん」です。←十分言ってるw


チャンピオンのみどろは、なんというか、通勤に最適というか、中途半端というか、オーソドックスというか、何かしらのカンフルに使う目的でマンガを読んでいる自分としては、絵もオハナシもなんか、スタンダードっつーか、普通というか、という感じ。

てなことで、あんまりぱっとしませんがこの辺で。