本日のリアルジャパンプロレス観戦の追記

djrtaro2006-06-07


初めての後楽園ホールでしたが、選手(というかリング)と近くて、とても試合を「体感」できました。
マンガ、ゲーム、映像もろもろの暴力的な表現に対し若年層への悪影響という「バトル」への否定的な意見をよく聞きますが、あれは「臨場感≒自分に置き換えられるだけの情報」がないからなのではないかと思いました。
今日の最初の試合もなかなかでしたが、多分ドームのモニターやテレビで見てたら「うーん、若手ががんばっているね」とか、「画面越しの経験値」で評価していたであろう展開でした。

で、も、あの後楽園ホールだと、近くて技が見やすいだけでなく、痛みや、すごさがバシバシ伝わってきて「ああ、やっぱこういう舞台に上がる人ってすべからくすげーんだな」と思いました。

みんな!後楽園ホールへ行こう!(と35にして学んだ)


てなことで、基本「感動」なのですが、本日を振り返る。


シングルマッチ
柿本大地(DDT)
中澤マイケル(DDT)

ええ、なんというか、上で述べた「画面越しの経験値」だと<普通にいい試合>だったと思うのですが、もろもろ「自分に置き換えられる→ああ、イタイイタイイタイ!!!とか」体感度でよかったです。本当に痛そうだったし、「バカヤロー!」とかいう選手の発言にも「そりゃそうだ。痛いもの」とスッと感情移入して熱くなれました。


<第7回掣圏真陰流トーナメント>
加藤誠(ピンクタイガーモンスター軍)
滝沢充(スーパータイガージム) 他2名

ええと、これはなんというか「リアルなファイト」を突き詰めるとこうなるのか、という感じの胴着で、なんかリーマン同士の路上の喧嘩のようでした。さすがに決勝まで来るとなかなか総合系な感じの試合で派手な展開でした。でもやっぱ、あの胴着がなぁw
試合前のルール説明もわかりやすかったです。


<初公開!撃剣(真剣)試合トーナメント>
全日本戸山流居合道連盟門下生4人参加

本日の私のメインでした。
先にも述べましたが、そもそも危険性が高い試合ですし、防具はしつつもベースは真剣勝負(殺し合い)なので、ルールの説明もまだちょっと手探りな感じです。動脈を切られるとダメです、とか本当の真剣勝負とルールの説明が混在したりとか。(真剣勝負のセオリーの説明をしつつ、ルール説明をしようとしたところを私が聞き間違えた可能性もあり)

防具の説明も「多分大丈夫だと思います」みたいな、本当に手探りな感じで、ちょっと心配でしたが、事故なく終わってよかったです。初回に事故が起きたら続けられないもんね。
必ずしもみなさんがチャンバラその他に詳しいわけではないので、なんか見世物っぽい部分がありましたが、説明は面白かったです。
そういや今回の発案者である杉山頴男氏もサイトがあるということなので見てみよっと。


<レジェンド・チャンピオンシップ 60分1本勝負>
〔王者〕折原昌夫メビウス
〔挑戦者〕神風(ZERO1−MAX)

両者ともよく知らないのですが、投げたり飛んだり、リングサイドでの攻防や、いす攻撃など(これまた後楽園ホールで見ると、すげー痛そうなのですわ)と魅せる試合でした。またレフリーも先ほど述べた変な外国人のおっちゃんで、あからさまに「折原」贔屓。でも、それはそれで本来1対1の試合展開に、もう1選手加えたような感じで面白かったです。
「おりはらー!」という会場の声に「折原みと」という単語が急に思い浮かびましたが、まぁそれは置いといて。


あとはもう述べましたし、他の私より詳しい方が、より詳しく説明されると思うので、そちらをご覧ください。私はこの辺で。

それにしても、後楽園ホールはよかったなぁ。
あそこでジュニアの試合を見たら、そりゃあ楽しいし感動するよなぁ、ということで、また言ってみたいと思います。