死闘 宗冬

鳥羽亮氏の柳生連也斎シリーズの2作目。1作目はかなりいい感じでしたが2作目は?


1作目は、私自身がよく連也(斎)を知らなかったということもあり、ドキドキワクワクで読めましたが、2作目は「なんと! スキルは十兵衛以上!!」という1巻での学習があったため、「誰が連也に勝てんのよー」と、ちょっとワクワクが落ちました。もうラオウに勝ったあとのケンシロウみたいなもんで、連也が強いかどうかっていうよりは、政争の部分の「落しドコロ」を楽しむとか、リンとバット(自分より弱いサブキャラ)をどう助ける?みたいな感じか。

とはいえ、全体は様々なバトルが入り、盛り上げ方は上手です。

この次の「激闘 列堂」を読もうと思いますが、どんな展開かなぁ。でも現段階ではあからさまに連也最強なんだよな。時代が経ってるのかなぁ。いずれにせよ、楽しみです。