天下無双(5)

大言壮語という言葉があります。そしてそれはえてして「スッゲー嫌い」か「スッゲー好き」か、という結果を招きます。


まぁもったいぶりましたが、要はこの作品は後者なわけで、相変わらず宮下先生のことが大好きです。

といいつつ、あれ?「魁! 男塾」の冒頭は軍国主義的教育じゃなかったっけ?とか思うのですが、それはそれで後で決着つけるか、ないことにするか、いずれかなのでしょうが、それすらも「好き」です。宮下先生。

てなことで「天才 江田島 例:EDAJIMAがあと10人いたら敗北していただろう byアメリカ@太平洋戦争」の立志伝なこの作品。
もう過去の作品で言っちゃったひとつのゴール(若き頃の藤堂兵衛の裏切りでひどい目にあう)もあるのだろうけど、まぁ途中まではほんとに天才児の立志伝です。

今回は毛沢東とまで友達になりそうだし、本当に大言壮語。
ああ楽しいです。
若い作家さんもここまで腹くくれると、面白い作品が描けるのでは?とか思うけど、それはそれで才能とか性格とか実績とか支持層の数とかいろいろあるかもしれませんが、ココまで破天荒で大言壮語な物語を読みたいです。
バカリーマンに潤いを与えて欲しいです。