バスタード(24)
- 作者: 萩原一至
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/07/04
- メディア: コミック
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のんびり待ちながら読み進める系の作品。ようやく最新刊。
ちょっと見ない間に話が膨らみましたな。某映画を彷彿とさせるところはさておき、「でっかいおっさん」のインパクトはなかなかでした。この先の展開を考えるとワクワクします。
鋼の錬金術師で中国風のキャラたちが登場したときも、似た感情を抱きましたが、今回のは絵の重厚さもあり、改めてこの作者である萩原氏は「圧倒的な重量感」を描きたい作家さんなのかなぁと思いました。
(昔、原画がトーンの貼りすぎでスゲー重い、ってのは聞いたことあるけど、そういう意味じゃなくてw)
終わりのほうのVSウリエル戦はかなりの「重厚感」。
作品の方はなかなか思うように進みませんが、作家さんの目標+技術に加え、技術が加わり、<絵的に>かなりすごい作品になっているように思います。お話も面白いけど。
もう既刊も多いし、新刊は出ないので、未見の人にお勧めはしませんがw 昔見て面白いと思ったけど今見てない人は、その絵のすさまじいまでの進化ッぷりは見るべきだと思うのでオススメ。