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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。

週刊少年ジャンプ(33号):OVER TIME
週刊ヤングマガジン(33号):好色哀歌 元 バレーボーイズ
週刊少年サンデー(33号):MAJOR
週刊少年チャンピオン(34号):ダイモンズ


OVER TIME

野球モノの新連載。素行や言動が粗暴だが、実は誠実で努力家でもあった一流ピッチャーが事故で突然死。ソコに居合わせたやる気なしな野球部員に霊として取り付く?
ってな感じの幽霊系野球モノ、と思われます。新連載なのでこの先はまだわかりません。おじゃまユーレイ君みたいに「憑依」がアリなのか、ヒカルの碁のように憑依はせずに「横でアドバイス」なのか、今後わかってくると思われます。(例示のギャップが激しくて申し訳ないねw…っていうか素直に憑依系=シャーマンキングとか言えばいいのか)



好色哀歌 元 バレーボーイズ

決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わっていますが、基本的に「ちょっぴりシリアス色」が加わったものの、主要キャラ、基本的な展開は同じ。
現在は3人の中で一番もてない谷口がエロイ女子の部屋に招かれますが…。




MAJOR

某国営放送でもアニメ化されている野球モノ。幼児のころからから描きつつ、今はアメリカ野球の投手になりました。で、現在は王JAPANが優勝したこないだのWBC(ワールドベイスボールクラッシック)と思われるW杯(キューバとの準決勝)にて日本代表として活躍中。(蛇足ですが、こちらの作品では監督は大木(NOT仰木)監督です。



ダイモンズ

手塚治虫氏の原作を、「ウダひま」などの米原秀幸氏がカバーした、SF復讐モノ(この言い方が適当かわかりませんが。一応「自称」は「サイコサスペンス」)。妻子を仲間に殺された主人公が、その仲間たちに復讐を誓い特別なチカラをGET。しかし、この仲間たちもナノテクノロジーを駆使した攻撃的なカラダを持っているため、苦戦しますが…。
現在は2人目の「催眠術」を使う過去の仲間との前哨戦中。



★★★総評

OVER TIME

亡くなった「努力家で天才キャラ」には最近もてはやされている「ちょい悪」というか「外道」的なキャラを配置。野球のヒルマ@アイシールド21、というとミもフタもないかもしれませんが、そういう雰囲気に感じました。
まぁ、「幽霊アリの、いきなり「タッチ」」というとさらに混乱するかもしれませんが、展開はそんな感じ。まぁ死神系マンガはたいてい1回目で亡くなる方が出るのはセオリーなので、こっから何を  どうするのか、は今後のお楽しみとしたいと思います。静観。



好色哀歌 元 バレーボーイズ

既に何度か言っておりますが、新シリーズに入って、ちょっとシリアスだったりなんだったりで若干の路線変更が伺える感じですが、とりあえずエロ路線強化でてこ入れか? 私的には、全体の構成がどうとかいうことを語る感じの作品ではなく「動物・妖怪系のへんな性癖を持ったキャラとの絡み」が評価ポイントであるので、ここで何か偉そうなことを言うつもりは無いので、この辺で。



MAJOR

特に好きとも嫌いともいえない、いわゆる「普通に読んでる」マンガ。
野球に特に興味がないというのも背景か。でも、今回の弟君の気持ち(父、兄ともに野球選手で少年野球に入るが、周囲の期待ほどに野球がうまくなくてすねちゃう)はわからないでもないな。



ダイモンズ

なんというか、共感しにくいというのかなぁ。第2の敵であるラフィンにイマイチ共感できず(心理的にも、攻撃のギミック的にも…っていうか、ソレ言ったら第一弾のアフロっぽい彼のギミックもそんなにすごい(目新しい)わけではなかったのですが)、なんか静観な感じ。


てなことで、しょぼくれた感じですが、この辺で