べしゃり暮らし@赤マルジャンプ
夏休み最終日、コンビニに買いに行ったら夕立。
さらに恐らくみんなの手垢のついた1冊しかなかったので、購入をあきらめ、雨宿りもかねて、しょんぼり立ち読みで済ませてしまいましたが…(だから太臓もて王サーガのコラボ見てないんだよね・・・)
さて、お笑い(正確には人を笑わせるのが)好きな高校生のお話のべしゃり暮らしの一部完結編。
マンガ中の漫才ネタそのものを云々言う方もいらっしゃるようですが、アレは「成長モノ」であって、ネタマンガではないので、私はマンガ中の本職芸人さんの漫才シーン+圭右のネタは「イマイチ」でも問題ないと考えております。
さて、この第一部の最終話、
なかなかのお話でした。
大勢を前にして漫才する主人公が、ライブ感というものを感じ、震えて、モチベーションになっていくさまが成長モノとして面白かったです。
「左手はそえるだけ@スラムダンク」というか「山王戦での流川から花道へのパス+最後のシュート」というか(こないだカイシャの飲み会でスラムダンク話で盛り上がったので、やたらスラムダンクの復習がされているので、想起される比率が高いw)、「ぼくの名前はエンポリオです@ストーンオーシャン」というか、「いぎだい!@ワンピース」というか、「グレアーの最終巻の顛末」とか、「水戸黄門の印籠」というか、(もういいかな?)
展開自体は何の変哲もないフツーの流れなんですが、「今までの溜め」が一気に放出したような、震える展開でした。
でも、まあ、ここだけ読んだら何にも面白くないだろうなぁというリスク(だって、ホントに普通だから)も感じつつ、今まで見ていた自分としては良い展開だったと感じています。
でもやっぱ、このマンガ難しいよなぁ。作中のプロの漫才師ネタだって考えなきゃ+それなりに受けなきゃいけないし、二部を約束しないほうが「収まりが良い」気もするけど、多分森田先生はもっと書きたいんだろうなぁ。むぅ。でもとりあえず今後の動きもチェックしようと思います。
オススメ。
- 作者: 森田まさのり
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/02/03
- メディア: コミック
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