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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。昨日はポケモン三昧。今日はシゴトもせねば…

週刊少年ジャンプ(49号):家庭教師ヒットマンREBORN!
週刊ヤングマガジン(49号):猿ロック
週刊少年サンデー(49号):ダレン・シャン
週刊少年チャンピオン(50号):鉄鍋のジャン!R 頂上作戦


家庭教師ヒットマンREBORN!

突然家庭教師を名乗る幼児にイタリアンマフィアの跡継ぎだといわれたダメ中学生(日本人)。その幼児は実は天才家庭教師で、死ぬ気でやる気を出させる「死ぬ気弾」を打って、主人公をサポートします。

現在は、そんな「超能力者居候型藤子不二雄的マンガ」から、初期設定である「イタリアンマフィア」の跡継ぎ問題で、「友人たちとタッグチーム結成型車田正美的、ゆでたまご的チームバトルマンガ」へ変貌中。ある意味ジャンプの王道といえる変化をしています。ここ最近はアニメ放映開始、ということで巻頭さん。



猿ロック

渋谷の鍵やの息子のドウテイ高校生の周囲で起きることを描くマンガ。ドウテイ絡みのエッチ路線と、鍵を開けるスキルを生かしたサスペンス路線と、渋谷という場所を生かしたギャング路線と、複数路線が展開されます。

現在は商店街で異邦でこっそり開かれているデリヘルに主人公の幼馴染の友人が巻き込まれ…というサスペンス路線。



ダレン・シャン

ひょんなことから「半バンパイア」になった少年と、奇妙なサーカス団を巡るお話。

現在は「その体質」から、元の生活には戻れず「サーカス団」で暮らすことになった主人公と、そこで知り合った知人達との諍いが起き、危険なヤツが檻から逃げてしまって…。



鉄鍋のジャン!R 頂上作戦

どんな手を使ってでも「うまい」といわせればOK!という料理バトルマンガの傑作の「復活」版。
「いわゆる料理バトルモノ」に「卑怯もアリ」の観点を持ち込んだ作品(例:自分が先攻だったら、後攻の料理がまずく感じるような調理をしちゃう)。女子の乳がでかいのも特徴でした。



★★総評

家庭教師ヒットマンREBORN!
うーむ、先日来言っていることと対して変わりはナシ。しいて言えば、この先「男塾(無国籍で、どんどん伝説のバトルに参戦する)」になるのか「リングにかけろ(世界統一)」になるのか、というくらいしか興味ないかも。



猿ロック
うーん、これも対して語ることはないなぁ…



ダレン・シャン
ピュアな主人公がダークな体質(血を飲まないといけない半ヴァンパイア)で、異様な集団(サーカス団。その名もシルク・ド・フリーク(直球ですw)、ということで設定からしてワクワクする作品。現在までの展開ではそんな予感を十分満足させる展開。
ジョジョ1部で、JOJODIOに石仮面の実験台にされそうなときがありましたが、もしあれが「実行」されてたらこんな感じなのかなぁ、という匂いもしてて、楽しいです。

ただ、マンガの持つ「見た目のわかりやすさ」もあり、「この絵でいいのか?」と思わないでもない。
多分原作では「文字だけで展開されるからこそ倍増される恐怖感、奇怪な空気、というのもあると思うのですが、逆に「マンガにならなければ私はこの作品を知り得なかった」ということもあるので、相殺してもいいかも。
てなことで、私個人としてはお話として面白いと感じていることは確かなのでピュアな少年の成長譚を楽しみたいと思います。オススメ。


鉄鍋のジャン!R 頂上作戦
現在のチャンピオンに足りない「ヒリヒリしたバトルモノ」という意味ではナイスリリース(ヒリヒリしていたかどうかは置いといて、バトルモノとして、剣聖ツバメ星のブンガも終わった(る)し)。
そして他誌にない「毒」という意味でも、期待が持てます。
既存キャラ、新キャラ織り交ぜて、今度はどんなことをしてくれるのかなぁと、楽しみな作品です。
ああ、旨い麺、食いてぇなぁ。

蛇足:先日下北の昔はよく行った餃子の旨い店「S」に行きましたが、久々に行ったけど相変わらずおいしかったです。

てなことで、この辺で。