幕末テロリスト列伝

幕末テロリスト列伝 (講談社文庫)

幕末テロリスト列伝 (講談社文庫)

そのうち「天誅!」なんて、刺されそうなシゴトっぷりで、ちょいと厳しい日々。


そんなことはさておき、今作、幕末の「人斬り」と呼ばれた4人の男たちや、先日見事に「青春群像モノ」として描かれた新撰組新選組)、そして申し訳ないけど、私ごときではちょいと知らない人を含めた幕末のキーパースンなどを扱っております。


「人斬り」のところは既知の方々も多く楽しめました。(ゲームの剣豪@PS2*1の影響もあるけどねw)

さらに、過去に小説でも読み、NHK大河ドラマでも見てた(そしていつの間にか見なくなっていた)「新撰組」も様々な視点で語られ(芹沢鴨を仕留めたのは本当は俺なんだぜ(って、剣豪3の中でだけどw)とか思ったり)、ゲームやドラマ、過去に読んだ小説を回想したり、その手のものが好きな方ほど面白いかと。
また「歴史の解釈は人それぞれで面白い」と思いました。


短編の集合体で、作者も様々でバラエティに富んでいます。通勤にも向いてますし、なかなか楽しめました。
時代小説好きの方はもとより、ドラマの「新撰組」とか見て軽く知っているライトな方までオススメ。