さようなら重機人間ユンボル@ジャンプ

マンガの醍醐味のひとつは「なにか+なにか」という突拍子もない荒唐無稽な組み合わせが「絵で具体化させる」ことで、「奇抜な世界が成立」し、「歩き出す」こと。

好きな作品を思い浮かべてみれば、それって、わかるでしょ?
文字だけや、絵だけでは表現し得ない「マンガだからこそできること」ってあるし。


なんつーて言ってみたけど、マンガの全部がそういうわけじゃないけど、そーいうタイプのマンガって楽しいじゃないですか。

北斗の拳+学園モノ+ダジャレは男塾とか(ちと違うか)、怪物くん+海賊モノがワンピース(ルフィだけか?)とか、リングにかけろトライガン幽遊白書+スタンド÷10で…アレとか(ああ、ごめん、ちと悪意あるね)、あれとか、それとか。


そういう流れでいくと、このユンボルは「工事+バトルモノ」という、男子の好きなメカメカでいて、電車、車に並んで最初に男子がはまる「身近なメカメカ」をバトルモノにつっこんだ「ナイス組み合わせ」だと思ったのですが(フォークリフトを初めて運転したときは車運転したときよりワクワクしたなぁ…)世の全てのジャンプ世代の人気は得られなかったようで…。

メカメカも十分、言葉遊びも十分、世界観もこれまた素敵で、ハッタリもかましていたのですが、なんだか10週さんでした。


到底傑作と思えないのだけどなんだか延命措置された「インチキチャンバラ」とか「異世界に飛んじゃう格闘モドキ」とか「これまたトライガンみたいな剣心みたいな黒ネコ」とか、最近のジャンプの「私的外れ作品」は長々と連載されていたのに、こういうことがおきて残念です。あとあのペンギンも。



まぁ、私もジャンプの適齢期じゃないし、そんなもんか。

とか考えると、さぁて、俺はなぜジャンプを買う? とか改めて思うわけで。

まぁ、大々的にジャンプの話題をかわす知人もなく(いや、いないことはないが、ジャンプがないことで交流ができないわけじゃないし)、単に「オモシロイオハナシ」であればジャンプ以外にも山ほどあるのは知ってる。

ジャンプ継続悩みどころかなぁ。
(でもワンピが!とかアイシーが!とか思う自分もいますがw)



それはさておき、武井先生には、ジャンプを「卒業」というか「異動」していただいて、よその媒体で成功した方のようになっていただきたいです。*1

*1:念のためイメージは「ブリザードアクセル」じゃなくて「狂四郎2030」とか「SBR」とか「男塾」ね。「奇面組」でも「キン肉マン」でもないです。念のため。←単に好みのハナシかw