出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」

出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)

「マンガ業界」というとこに興味があり、手に取りましたが、飯田橋界隈という私のカイシャとも被るエリアでオシゴトされている模様。で、知る人ぞ知る方らしい…。
それはそれとして、本日送別会で今帰宅。明日もこんな時間かな？ｗ　体もつかなぁ〜（ぼんやり）　てなことで、とりあえず書き貯め原稿ですが、是非読んでいただきたい。
久々の心が動いた（様々な意味で）作品。

内容としてはお題の通り「日記」。そして作者のオシゴトもお題の通り「エロマンガ編集者」。

しかし、その内容は過激で博識で父親で不屈な…というか、いったいいくつ形容詞と事例を使えばいいのかわからないくらい様々な日常をお持ちの方でした。シゴトの困難さも、読書量も、映画を見る量も、何もかにも半端ないです。

で、一応この塩山氏のスタンスは、「反骨」とか「悪態」とかいう風にくくられていますが、「即判断」できるということは、背景となる知識が大量にあり、比較対照が明確であり、評価基準が定まっているということですので、すげーなー、と思いました。ほんとにスゴイ。

また、オシゴトは編集だったりするので、私のシゴトにも通じるところがあり、かつエリアもなんとなくニアミスしている感じで、通勤電車で読んでいても「気分転換的な空間でもある通勤時の読書」が微妙にずーっとシゴトに絡んでいるような気がして、不思議な気分の数日間でしたｗ

いやぁ、それにしてもスゴイと思ったし、面白かった。
何か一言でくくるのは無理なので、興味があったら読んでいただいた方がよいかと。

で、興味が出たので、サイトを調べてみたら出てきましたが、コレはまたｗ

http://www.linkclub.or.jp/~mangaya/index.html

まぁオシゴトですからね。

今後もちょこちょこ見てみよう。
そして、オリジナルの本もあるらしいので探してみよう。