ハンニバル・ライジング

ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)

ハンニバル・ライジング 上巻 (新潮文庫)

ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

ハンニバル・ライジング 下巻 (新潮文庫)

ことさら彼のことが好きなわけではないのですが


嫁が彼を大好きで、家にあったので読んでみた。

既に映像で見知った彼の若き頃、ということで「先入観」がありつつ読んだところ、これと言ったインパクトもなく(というか、さもありなん、という感想が主)読了。


戦時中の異常体験がベースで犯罪に走る(≒戦後、少年犯罪が増える)、というのはなんとなく統計的にも見えていること(→少年犯罪データベース 少年による殺人統計/少年犯罪データベース)でもあるので「そういう意味では普通」であり、それに悲劇、環境、能力が加わり「彼ができた」というのはさして驚きではありませんでした。


引っかかりどころは、彼が最初に日本刀を使う際、大刀ではなく脇差を選択したのは体格にあわせて、だとすると、「やはり冷静だなぁ」と思ったくらいかw

てなことで「普通」な感想です。