鋼鉄の激突
- 作者: 秦郁彦
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1998/05
- メディア: 文庫
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学生時代のインプット的にも、一般的なメディアの露出も少ない第二次世界大戦の欧州での状況説明的コラム。
「鋼鉄の激突」というタイトルと表紙の写真から「戦車モノ」と思いましたが、2次大戦全般のテーマ別のコラムでした。個人的に把握できてない情報が多かった(というか、個々の兵器はなんとなく先日読んだ本*1で把握していましたが、大局という点ではキッチリ把握できていなかったので)ので、面白かった。
大きな流れとしてはココのリンクを見ればわかるけど(でもそれでも長い)
→第二次世界大戦
大戦っつーんだから規模もでかいだろう、なんて、絡んだ国とかうろ覚えでしいたが、今改めて見ると、本当に様々「大戦」だったのだなぁ。
内容は、「ほほう」と思うことばかり。
言葉は悪いけど、扱われているテーマは「名勝負」ばかり。
なんとなく「名前は知っている」けど、よく知らない(ノルマンディー上陸とか、ロンメルの話とかUボートとか)ことを改めて確認できました。
本当にこういっちゃアレですが、いい話が多かったと感じました。(戦争はいくないのですが)
総集編的に?2次大戦を把握するにはオススメかも。
詳しい人にとっては物足りないかもしれませんが。
それにしても、他人の成功・失敗、自分の失敗は明瞭にわかるけど、自分が成功に至る道はなかなかわからんなぁ。