たのもしき日本語

たのもしき日本語 (角川文庫)

たのもしき日本語 (角川文庫)

ぼんやり書籍系です。ビタミンB(ぼんやり)とでも言うべきかw。
昨日の「妖怪大全」とはまた別のぼんやり。


いたって当人たちは真面目に語っているのだと思いますが、テーマ、語り口調がどうにもぼんやり(ほめ言葉)。あるいは「そういう風に見せている」のだとしても、やはり「ぼんやり」の印象はぬぐえません。

過去の「吉田戦車氏」「川崎ぶら氏」の共著*1を読んでいるので自分自身「ぼんやり」を期待して買っているのですがw

ここ最近ちょいとバタバタで、こういった「ぼんやり」エッセンスが必要と思い買い求めましたが、期待を裏切らないぼんやりっぷりでした。

様々な「日本語50音」+外国語(+手紙の書き方)をこの2名ならではの角度で様々語り、いわゆる辞書などでフォローしつつ、同時にお互いをリスペクトしあい展開される様は、日常的バタバタを補うにあまりある感じでした。

しかし、カイシャのある駅について「降りるとき」がまた「急に現実に引き戻される感じ」がして、それも切なかったりしてw


ともあれ、ビタミンB(ぼんやり)は重要です。


なんか勢いで「はまり道*2」三部作とかも読んじゃってますw

*1:失敗成功中ぐらい

失敗成功中ぐらい

失敗成功中ぐらい

*2:

はまり道 (アスキーコミックス)

はまり道 (アスキーコミックス)