機動旅団八福神(6)

機動旅団八福神 6巻 (BEAM COMIX)

機動旅団八福神 6巻 (BEAM COMIX)

「変わったバトルモノ」から、「日米の思想戦争」な様相になってきておりますが


「若者の集団における個々の思想のぶつかり合い=青春物語」って感じだったものが、敵のロボ?を作るアメリカ企業の描写やら、名取が軍部を使って「プロパガンダめいた動き」をするなど、「実際の情報戦」な感じで進んでて面白い。

思わせぶりな(=説明少なめな)台詞は相変わらず多いのですが、まぁ「未知の部分を残すことで興味を沸かせる演出」ということでスルーしてますがw


フェーズとして、1,2巻で感じた「ギミック・設定へのドキドキ」とは異なった「オハナシの行く末(決着のつけ方)」でドキドキしているここ最近の八福神。

主人公名取が「戦争を終わらせる」と軍の上層部に明言し、その動きがスタートしたことで、終焉に向かって動き出すのか?
あのリカオンの操縦者?と、開発者と、どうけりをつけていくのか。楽しみです。