CB感REBORN(8)
- 作者: 東本昌平
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/30
- メディア: コミック
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バイクはテロ、という具合の近未来のオハナシもいよいよ完結。
作中「呼吸するだけで地球環境が悪化してる」みたいな台詞もあるけど、この先本当にそういう感じになるかもしれないよな、とも思います。
で、前の巻で「バイクテロ(バイクで走るだけなんだけど)」で反体制の英雄となって天狗になっていた主人公ですが、火災を目の前に何もできず、「英雄」なんで虚像、と反省。
いつもの仲間のところに戻ります。
その後、ガソリンをゲットし、バイクでのバトルをし、見事勝利して、体制との対立(ロジックも、パトカーとのバトル)も終了、なんて感じでもろもろの話は決着して終了という優等生な終わり方でした。
以下、ネタバレになりますが
最後に感動したのは
復活したバイクでみんなで走るシーン。
最初に「転ぶじゃんコレ!」とかいうくらいの「初心者だったみんな」が、乗りこなして道路でブワーっと走る様は、バイクの楽しさの一端を表現しているシーンだなぁと。
名もない脇キャラのモブシーンでしかないんだけど、楽しそうな表情をして、自分もまたバイクに乗りたくなりました。
そして、最後の「みんなが普通にバイクに乗っているシーン」もいいなぁと。
今現在リアルな世界でも2ストのバイクとかなくなっちゃってるし、それなりに「バイクと地球環境(というかCO2排出とか)」って関係しているんだよな。
てなことで、バイクマンガがひとつ減ってしまうのは残念ですが、よい終わり方だったので、これはこれで満足、ということで。
では。