リヴァイアサン襲来

リヴァイアサン襲来 イルミナティ 3 (イルミナティ) (集英社文庫)

リヴァイアサン襲来 イルミナティ 3 (イルミナティ) (集英社文庫)

ようやく読み終えました。どんだけ時間かかってんだw どんだけー!!(←言ってみたかったw)


世の真実はみなの思う構造ではない、的な「結社小説」?「裏の歴史小説」?「陰謀小説」?かつ「サブカル小説」でしたが、結局は心酔するには難しい印象のみが残りました。

最後も大団円っちゃぁ大団円だけど、最後はあっさりな感じだし(まぁ作者も、描きたかったのは「シナリオ」ではなく「ギミック」「小ネタ」(最後の付録含む)なんだろうと思うし)。

1か月以内に再読したら、ハナシを追うべき対象もわかったし、ちょっとは理解できるのかな? でもちょっと当分はこの複雑な構造はかんべん。通勤電車にぼんやりワクワクしたいので難易度高めの作品は、敬遠してしまうわ。


でもやっぱ、先日の「黄金の林檎」の感想にも書いたように、これを十二分に楽しむには私の知識はまったく足りませんでした。ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」ネタとか、一部の音楽系は面白かったけど、基本的にほとんどのネタが理解できず、咀嚼できず、楽しめない(というより「そうなんだ」と思う程度)な感じ。

ひっかかるコネタが皆無というわけではないですが、全体として厳しかったです。はい。