コミックヨシモト休刊

コミックヨシモト 2007年 10/2号 [雑誌]

コミックヨシモト 2007年 10/2号 [雑誌]

読んでなかったけど、休刊ということで購入。なんで休刊になったのか。


率直な推測を言うと、面白くない?

確かに、掲載のマンガ作品(作品のカテゴリ、タッチ、内容)はバラエティに富んでおり、コラムも様々(もちろん芸人さんネタが充実…しかし、「テーマ縛り」は雑誌の特徴とはいえ、巻末のメタボリック(芸人)ネタで7pも使うのは…w)で豪華な感じです。

休刊が先送りになった背景とも言われる「原作:桂三枝」の自伝マンガ(作画は総務部総務課山口六平太などでおなじみの高井研一郎氏)とか、永井豪ダイナミックプロが探偵HGのオハナシ描いてたりとか(でも、まぁ、御大はほとんど書いてないと思うけど)。

でも、短期間では「コレがあるからこのマンガ雑誌を買う!」というコアなファンを作れなかったのかな。

単行本とか「一人の名義の本」はファンは買うけど、それの「複合体である雑誌」って、やっぱ売れにくいんだろうな。



先日O.D.Aさん*1とこのコラムでLIVE STAND07の惨状と背景が語られましたが、それも「<特定の芸人さん>の舞台は見にいくけど、<いろいろ出て>高い金額だといかない」とかそういう感じなのかな。
フェスだと成功している手法だけど、テレビ(無料媒体)を主戦場にしているお笑いと、アルバム(有料媒体)を主戦場にしている音楽だと、そのへんも違うのかな。

確かにプロレス観戦とかでも、そういう視点で見ちゃうよな。そんな感じの理由でプロレスもイマイチなのかな(つうか、そもそも認知が低いというのもあると思うけど)。


でも、芸能プロが出す芸人が参画するマンガ雑誌と、プロレスの興行は「個々の選手が絡める・シナリオが作れる」という点で全然違います。
プロレスにはもっとその「他のメディアにはできないこと」を積極的に実施してほしいです。はい。

あとは、多分「マンガに一家言ある芸人さん」が参画していると思われ、そういう芸人さんは「エンタメ系」というよりも「別の一面を見せたいがために、妙にマジメな話」に持っていこうとしているからなのかな?(でも、麒麟の田村(たむら)、は面白かった。だけど、コレはマンガが面白いのではなくて、この麒麟の田村氏の生い立ちが面白いのだよな)

まとまりませんが、この辺で。