ゲゲゲの鬼太郎

今回は普通の現代社会への警鐘系。でも相手は人間社会じゃなくて妖怪横丁なのだよな。


過去(平安〜江戸時代あたりとざっくり考えた場合)妖怪も出現していたけど、家周辺に出現・存在してたり、けっこう「人間と同じ環境」に住んでいたものなので、そう考えると、現代の妖怪が横丁(コロニー)を形成するのは不自然ではないのですが、恐竜がいた時代に埋まれ育った人(というか妖怪)からすると「人間に迎合している」ってことになるんだろうなぁ。

恐竜の時代と比べられちゃうと、当然時代が違いすぎるわけで、そういう意味では視野の狭い妖怪でしたな。

そして妖怪が恐竜にされちゃうわけですが、それぞれの「恐竜にされる度合い」がばらばらで面白かった。鬼太郎は髪の生えたちゃんちゃんこを来たティラノサウルスだったのに、ぬりかべは背中にトゲが生えただけだったし、つるべ落としは頭だけの恐竜になってたりとか。

あと、本来のメッセージとして設定したであろう「友情」ちゅうてもさまざまですよ、というのは伝わりにくいように思いました。