ヨルムンガンド(3)
- 作者: 高橋慶太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/10/19
- メディア: コミック
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絵はまぁ、アレなんですが、オハナシとしては面白い武器商人マンガも第三巻。
オハナシとしてわかりやすくて面白いオーケストラとののドンパチに比べると説明くさい過去編と、ぼんやりのほほんな展開、そしてまたいい感じの波乱含みのドンパチ(序盤)と、テンポがなかなかいい3巻。
当初のヨナの「武器嫌い」の描写がやや弱くなってきた気もしますが、少年が環境を受け入れ始めたということか(ぼんやりのほほん展開での仲間とのやり取り見含めての感想)。
そして、強面ポジションで登場したスケアクロウもなんだか銭形警部(@テレビ版)的な「騒ぐ割に役立たず」な感じになってきてない?
でも、それぞれのキャラがフィックスしてきたというところなのかな?(でもココの仲間はまだキッチリ語られきれてないけど)
この先のバトルも総力戦っぽいし、チャンバラ好きの興味をそそるナイフバトルもあるので、結構期待。
確実に剣豪モノとは違うけど、それはそれでバトルとして興味あり。
変に狙撃中心になっちゃうと、単に「巧い」とかいう話になっちゃうし、派手なドンパチもシチュエーションのつくり込みが弱いと単なる武器の「火力比較」でド派手な展開ではあるんだけど、「でかい武器出せばOK」みたいな感じで、オハナシとしての緊迫感が弱く感じちゃうこともあるんだよな。
それはそれで面白い面もあるんだけど(ヘルシングの婦警、ちゅうかセラスレベルまでいっちゃってたりするとねw)。
ついでに、このバトルでココで他の仲間たちに詳しくなれたらいいなぁ。
期待しつつ待ちます。