金色のガッシュ!! 最終回

そういや、これについてもお疲れ様でした、といわねば。


ガッシュベルは途中から読み始めたのですが、いいオハナシでした。
良くも悪くもジュヴナイル。

最後も期待を裏切ることなく、壮絶バトルに友情も涙もあってハッピーエンド。

これは作者の技量と魂と、編集者の心意気と、支えた読者の皆さんの結晶なんだろうなぁと思います。

ジュブナイル的作品って、シャカイを知って年齢を重ねたおっちゃん(あるいは目の肥えた方)からしたら「何においてもぬるい」ともいえる側面を持つものだと思うのですよ。

(なんて書きつつ急にチャットモンチーを思い出してかけていますw)

でも「ぬるい」というのは「非情になれない=優しさ」もあり、「(多分)躊躇=手加減=今後の作品につながる爆発力」もあり、「意思=ポリシー=あえての取捨選択」もあり、「のびしろ」もあり、という状態とも言えるのではないかと。

過去、少年誌で描いた作家さんが青年誌ですげー作品を描いた例も多いし、雷句誠氏には今後も期待するのですよ。なにしろ、その「青年誌ですげーの描いた藤田和日郎氏」の弟子でもあるし。

今後、再度少年誌で描くも良し、青年誌で描くも良し、今作の終了を惜しみつつも、今後の作品に十分な期待をしてしまうのです。ファンの勝手な希望ですが。はい。

お疲れ様でした!
最後まで楽しませていただきました!!!!!!