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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。
こないだ俺夜の忘年会が会ったんですがそこでmako2が「今年もあと何日だ」みたいな話をしたのですが、そんなの数えなくなっちゃったなぁ、と思いました。今年は家でダラダラの予定。そんなことで今年最後の巻頭さんです。

週刊少年ジャンプ(04・05号):ONE PIECE
週刊ヤングマガジン(04・05号):センゴク 天正
週刊少年サンデー(4・5号):ハイド&クローサー
週刊少年チャンピオン(4+5号):範馬刃牙


ONE PIECE

言わずもがなの海賊マンガ。過去の経緯の詳細はリンクを。

現在はシナリオ的に鍵になりそうな「大ボスクラス」である「七武海」も絡んだゾンビの島「スリラーバーク」で、バトル。いよいよ七武海のオーズルフィの一騎打ちに決着。しかし、影を奪われた仲間たちが・・・



センゴク 天正

秀吉に仕えた実在の武将「仙石権兵衛秀久」の戦国時代の戦争×青春絵巻。

現在は、昇格してその名のとおり「千石」を拝領するくらいの武将になりました。で、信長配下の秀吉の下で働いております。リニューアル新連載ということで2週連続巻頭さん。



ハイド&クローサー

魔術系バトルの新連載。

何をやってもダメチンな中学生の主人公。しかし、その亡くなった祖父は強大な魔力を持つ呪術王。孫である主人公の生きた心臓を喰らえばその魔力を手に入れられるということで、祖父の死後6年たってその正体を隠す結界が弱まった今、全世界の呪術師が主人公を狙う。しかしそこに現れたのは?



範馬刃牙

言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。

現在は、地上最強の生物である父親「範馬勇次郎」を倒すために、強敵とのバトルを望み、様々な相手とバトル。そこへ「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」が来日!! 勇次郎を含め、旧知の面々はピクルが気になってしょうがないのですが・・・。



★★★総評

ワンピース

ルフィ一行は、そりゃあ無事だろうと思っておりましたが、思いのほか「モリアのせいでひどい目に合った人たち」の描写が厚くて意外。でもこの辺が「今後の展開」に大きくかかわって来るんだろうなぁ、と思っております(尾田氏は様々仕掛けてくるから、こういったところも見逃さないようにしないとw)

なんて思ってたら、速攻で「くま」が来ました。
でも、そうだよね。ココまでの展開だったらくるよね。

蛇足だけど、くまのこと、改めて調べてみた。

バーソロミュー・くま
かつて海賊として暴虐の限りを尽くし暴君と呼ばれていた。元懸賞金296,000,000(2億9600万)ベリー。読書家で聖書を愛読書としており、現在姿が明らかになっている七武海では最も巨体である。寡黙であり、アニメでは今のところ喋ってない。なお、モリアによると能力者である。王下七武海でただ一人、世界政府の意向に従って行動しているという。ニキュニキュの実の能力者。
クロコダイルの称号剥奪後の会議に参加した。 
口癖は「的を射ている」。「旅行するなら、どこに行きたい?」。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ONE_PIECE%E3%81%AE%E7%99%BB%E5%A0%B4%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7#.E6.B5.B7.E8.BB.8D


あれ?ルフィってもう3億ベリーじゃなかったっけ?
もう、この「くま」超してんじゃん。
もうそんなに「危険人物」だったのね。
ドラゴンボールスカウターのような「強さに正比例」された使い方をされていないので気づきにくいですが、ルフィ、そうとうヤバイ(最近の若者の用法で)感じなのね。


それはさておき、「<ニキュニキュ>の実」って、なんだかゲキレンジャーみたいだなw


で、いきなり核心(ちゅうか海軍本部)に突っ込んだ展開は若干青キジとルフィ一行との邂逅を彷彿とさせますが、今回は「見逃す」ことは無い感じ。素直にドキドキしてます。

小説系は夜を徹して読めば結末が見えますが、週刊誌連載モノはそういうわけにはいかんものな。ドキドキして年を越すのか、俺。

この先、あっさり勝てる気もしないし、真正面から勝負するとも思えない。
どんな展開になるんだ?

誰か仲裁に出てきて救われるのか?
ゾロから狙われたのと絡んで、ブルックがなんか絡むのか?
同じくゾロ絡みで、久々のミホーク?
それともモリアが絡む? ルフィの爺さんが絡む?

ああ、どうなんだろ。楽しみ。



センゴク 天正

2週連続なんで、先週思ったことは言ったし、特になんかというのも無いのですが、こういう「仲間が増えていく展開」は好きです。




ハイド&クローサー

シャーマンキングみたいな、呪いのデーボ(スタンド:エボニーデビル)みたいな感じ。

みんながデーボなのか? 
 あるいはジャーマンキングの人形遣いの女子。
みんながキシャー!というのか? 
 あるいは魔女の末裔?
みんながタマキンかみ切ってやるとか言うのか? 
 あるいは・・・もういいや。

まぁ、お人形が戦うのは低年齢の子にも問題なさそうだけど、面白いかどうかというと、おっちゃん的には微妙。

どうなったら面白くなるのか考えてみたが、登場する呪術師が国際色が豊かになるといいのではないかと思うけど、それはそれで「シャーマンキングじゃん!」と思うので、そのうち考えるのをやめた。

そもそもコレ、どうなったらゴールなんだ? 爺様の能力を狙うやつを殲滅させたら終わり? 爺さんの意思を告ぐの?(そのあたりでもひとつハナシを作れそうだしな)

まぁ、期待せずにボンヤリ鑑賞しますわ。



範馬刃牙

いよいよバキも告白ですよ!(袋とじね)
でもその前に、ピクルに熱烈歓迎していた烈(魔太郎柄の服で!)がw

喰われちゃったらそれはそれで面白いなぁと思うんだけど、そうも行かないんだろうなぁ。倫理的にも作品的にも。

でも、「ぶつけるぞ・・・全てをッ!」ってなことで、ピクルはこの辺りから「技」を吸収して、最終的に「刃牙」あるいは「勇次郎」とぶつかるのかな?
勇次郎に勝つための要素として「野生」をバキがピクルから学ぶのかな?

ワンピースもドキドキでしたが、バキもドキドキ。
いい感じの巻頭さんでした。

さすが皆さん年末は気合が入っているのかな?

ということで、次回はもう2008年になる巻頭さんでした。
では、みなさま、よいお年を!!