おまけのこ

おまけのこ しゃばけシリーズ 4 (新潮文庫)

おまけのこ しゃばけシリーズ 4 (新潮文庫)

しゃばけ、ブームっぽいのですが


もう、今回の「おまけのこ」のハナシは全然「しゃばけの世界でやんなくていいじゃん」というオハナシが多いように感じました。

面白いなぁと感じたのは「動く影」の1篇のみ。
ギュウギュウの満員電車で必死に読んでいたのですが、そこまでして読みたいか?と自問自答して閉じちゃいました。

うむう、作者の嗜好(妖怪も出てくるちょっとイイハナシ)と私の嗜好(妖怪サスペンス、あるいは妖怪安楽椅子探偵モノ)にずれが生じているのかな。

まぁ、名探偵コナンみたいに小学生の身の回りで毎回殺人事件がおきて変死体がドカドカ出てくるってのもどうかとは思いますが、でも、そういうジャンルとして期待している自分もいるわけで・・・。

でも、今現在この方向で来ているということは、作者、あるいは読者の多くが望んでいる方向がコレということなのでしょう。

で、ちょっと面白くないと思い始めると、先日のドラマの「カマっぽい若旦那」とかその他のキャラたちによる「マイナスな印象」が思い浮かんで、よけいに(ry

メジャーになるというのはそういうことか。
好みというのは難しいですな。