姪3歳と東京タワーへ 追記あり

実家新年会にて「女子たちで大買い物大会をしたい!!」という案が出て、その影響でおかんもおとんも無く、姪とサシで東京タワーに行くことに。


新宿でみんなでゴハンを食べ、女性陣+下の姪は新宿界隈を徘徊。私と上の姪は大江戸線で赤羽橋へ。
大江戸線は地下まで距離があるので、姪の相手も大変。

で、電車が楽しみな姪でしたが、地下鉄は真っ暗でつまらないご様子。
郊外在住の姪の知っている「地下鉄」は、「いつかは外に出るモノ」という認識があるためずーっと地下なのが納得いかない模様。終始「なぜわざわざ地下を通るのか?」と首をかしげておりました。


で、本命の東京タワーに着くまでに、公園を通り過ぎたところ、まんまと全遊具に魅せられて全遊具試遊。道のりが遠いの何のw 数字を覚え始めた昨今で、ちょうど公園でゲートボールをしていた年配の方々の「6番が3番にタッチ!」みたいな言葉に反応して「六? 三?」と、それまで東京タワーにようやく向き始めた視線がグルリンと180度逆転し、さらに足止め。
ちびっ子はこういうもんだと思ってましたが、最寄り駅まで来て、寄り道三昧で中に入れなかったというのもなんなので、がんばってタワーに向かいました。


そして、ようやく東京タワーのフモトへ。
そんなに人気だと思わずぼんやり行きましたが、初っ端から「展望台40分待ち」とか言われて早速ドキドキ。3歳の姪が待てるか?と思いましたが、様々なだめすかして無事エレベーターに乗って大展望台へ。なだめすかし+注意分散のために活用した「携帯虎」ですが、その効果たるや恐るべし。改めて効果を実感。


なだめすかす過程で、クレープ(小麦粉を薄く円状に焼いて、その間にフルーツやクリームなどを挟みこんだもの。ホント数十年ぶりに喰ったわ)を「後で食べる」約束や、最初にあげた写真の東京タワーのオリジナルキャラの兄との撮影や、多分な並んでいるお客さんに対するにぎやかし対策としてのバルーン大道芸人の風船をゲットする、入り口脇にある水族館に行くとか行かないとか(私的にはあいまい。姪的には確約)といった約束などをしました。


で、肝心の展望台に行ったら行ったで「望遠鏡を見たい」とのたまうが、ボンヤリ想像しただけでもビルとか高速道路くらいしか見えない「デバガメロケーション」であろうと思われる東京タワーの望遠鏡。
見たいというので見せましたが、案の定「マンションだらけのビルだらけ」。何が面白いんだかと思っていたら、「もういい」とつまらなかったご様子。
そりゃそうだよな。


以下、ネタとして面白いので追記してみた。


で、「上に行ったらジュース」という約束もしておったのですが、上に行ったら自販機はナシ。下に降りたらねー、なんて言ってたら、降りのエレベーターに乗るために1F下に降りたらキャフェが!(そして相当混んでる!!)
うわ、ヤバイ、と思ったら自販機もアリ、それで祖母(私にとっては母)に言われていた炭酸以外はたいていOKということで350缶のカルピスウォーター(私もカルピスソーダーは頻繁に飲むけど、カルピスウォーターはこれもまた十数年ぶり)を飲ませたら、これまたすごい勢いでごくごくと。あとでトイレー!と頻発されたらかなわんので「おじちゃんにも頂戴」と、適宜サポート。

そこでもまた「望遠鏡」と言い出したので、それは適宜拒否。
子供は気落ちの切り替えが早いのか、忘れ易いのか、それはそれで姪は受諾。よかった。

で、くだりのエレベーターでは「何秒でおりられるか」を姪と一緒にカウントしたところ27秒で下へ。


で、この下がまた曲者で、いわゆるアミューズメントな構成なのですよ。
TDLのハニーハントに乗った後に「ウィニーザプー」の物販ショップがあるように!!!

3歳のはずなんだけどエアホッケーやりたい! というので「そりゃ無理じゃろ」と、200円のメリーゴーランドを推奨したところ、それはそれで納得。その後、アンパンマンかトーマスか、ということで、どちらかといわれてトーマスを選択。汽笛鳴らし放題、トーマスの声出させ放題の乗り物(@300円。むしろ叔父がスクラッチ的にボタンを押し捲って楽しんでいた)にも乗って満足してようやく移動。


そしたら、また下にアミューズメント系施設が!! 叔父はやむなく姪を担ぎ上げてスッタカ階段を進みます。女性はママになると腕力がアップするといいますが、ソレも納得の展開。明日の朝、筋肉痛が怖いw


そんなこんなで姪を抱えて一気に1Fに来たら、5万匹の魚がいるという水族館へ。
女子の買い物チームからは「ぼちぼち終盤」との連絡もあり、あせる私。


そこで、ピンクと青のイルカのぬいぐるみに惹かれたり(叔父は拒否)、電子遊具の付いた絵本に惹かれたり(叔父は拒否)、光るラバー系のヨーヨーの惹かれたり(叔父な拒否)、様々な欲望を姪は叔父のサポートで乗り越えつつ、出口へ。


そしたら! 姪は見事に覚えてました! マスコットキャラトの撮影! 風船大道芸人から風船をゲット! そしてクレープ!!
約束したものはしょうがないので、できることできないことを踏まえつつ、全部をクリア(風船は、芸人さんがいなかったのであきらめてくれた)。


また三歳児がクレープを喰う様は服を汚さんかとドキドキで、途中途中で「ちょうだい」といいつつ、量をコントロールしていたのですが、姪は「無知の知」なのか、教育が行き届いているのか「汚れるから」と上着をクロスアウッ!!(@究極!!変態仮面)してクレープをもっもっもっ(@僕の小規模な生活)と食べます。途中で「包んでいる紙がウザイ(意訳)」といいますが、その手のものは「オシリから解けたクリームやらなにやらがブワッと出てくる」傾向があるというおっちゃんの経験則があるので、こまめに折り曲げつつ最後まで絡めて食わせましたが、最後は無事に喰い終えました。ああ、安堵。

クレープ食ってる途中に、老貴婦人+孫に「階段で登ったんですか?」と、自分たちが会談で登ったことを言いたくてたまらない風に聞かれたので、3歳なんで無理です、と答えたところ、さびしそうに「そうですよねー」といわれて無事回避しつつ(私は早く女子ーずのところに連れて行かねばと思っていた)、その場を離脱。


そうして最後はようやく最寄り駅に向かいます。その際、はとバスのご一行様、というかはとバスのお姉さんの旗について回る大人を見て「迷わないように?(意訳)」といっていたのを「それは真理だ」と思いました(あなたの叔父もできることならボンヤリ人の後を付いてラクしたい人なのだよ)。ウチの姪は勤勉だなぁ。


しかし、途中で出会った楽しい公園の記憶もまだあるらしく、公園によりたいとのたまう姪。
「もう行ったじゃーん」とか「ママたちが待ってる」ともっともらしいことを言ったり、抱っこで強制移動をして駅へ。駅で「初おしっこ」でしたが、「ひとりでできるもん」状態だったので、叔父はあまりサポートせず無事終了。これまた安堵。駅の「いろんな人が使う用」の広いトイレは便利だね。母からの「祖父(私の父)と姪が外に行ったときのアドバイス」が役に立ちました。

そんで、姪が嫌いな地下鉄に乗り「携帯虎」を再度駆使して新宿へ。

新宿についたらついたで「超人込み」なので、抱っこで移動。ママたちもいっぱい買ったり、ベビーカーだったりでこちらが動かねばならぬ状況。なかなか会えず、姪を抱っこして新宿を右往左往したのはちょっと疲れたました。
また姪が「抱っこ抱っこ」と騒ぎ出すし、この人込みで手をつないでいても誰かに蹴られそう、とも思ったのでやむなく抱っこしましたが・・・。


そんなこんなでようやく本隊と合流できたときは本当に安堵しましたよ。

世のパパさんママさんたちは本当に偉いなぁと思った本日でした。

そして、姪は「記憶が明確に残る年齢」になるまでに、今日の叔父の苦労は覚えてないんだろうなぁ、と思ったので、ソレがなくならぬよう、東京タワーでお土産を買って、祖母(私の母)に写メを送っておきましたよ(自分もそうですが、写真があると結構記憶していたりするので)。

かわいい姪ですが、いつまで「おじちゃん好き」といってくれるものやらw

ともあれ、疲れましたが楽しい一日でした。
明日は、ゆっくり寝て、ちょいとシゴトしますわw