0223
マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。強風で洗濯したシーツがすごい感じで物干し竿に絡んでいた・・・。
週刊少年ジャンプ(12号):テニスの王子様
週刊ヤングマガジン(12号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(12号):金剛番長
週刊少年チャンピオン(12号):弱虫ペダル
テニスの王子
は
中学生のテニス部活モノ。ほぼ忍術な感じの体技と、巨人の星を彷彿とさせる「魔球バトル」が怒涛のごと展開発。最近はスーパーサイヤ人的覚醒もポイント。
現在は全国大会の決勝戦。ピンチを迎えた主人公リョーマだが!?
すごく久々の巻頭さん。1年半ぶりくらい?
好色哀歌 元バレーボーイズ
は
決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。
現在は、出会いと別れと嫉妬と病と様々リアルな問題が起きつつ進行中。
うまく説明できないや。
金剛番長
は
その名のとおり「番長」モノ。国は国家建て直しのため次世代の指導者を選ぶため番長同士を戦わせる「23区計画」を立案。それをぶち壊すべく立ち上がったのが、筋が通らないことは大嫌いな金剛番長!
現在は卑怯が売りの卑怯番長が相手。懇意な幼稚園児(正確に言っているつもりだけど、誤解されそうな文だなw)を人質に取られ、抵抗できない金剛番長ですが・・・。
今回は1巻が出たということで巻頭さん。
弱虫ペダル
は
自転車モノの新連載。
オタクの主人公は秋葉原に通うために、千葉の高校から車でも1時間以上かかる距離をママチャリで言っているようですが? 輪道以来?のチャンピオンの自転車モノ。
★★★総評
ブリーチ以上に「キャラを大量生産」して、ナルト並に「忍術バトル」が展開されていたこの作品も、いよいよ全国大会決勝戦。
さすが全国大会の決勝だけあってハイレベルだなぁ〜って、コレが中学生かよ!! と時々思い出して苦笑しておりましたが、さすが主人公の技はすごい!(正直「すごい」とう言葉では追いつきませんがw)
髪も緑になっちゃって、夏のビックサイトに向けて「どうやってキレイな緑色にしようか」なんてことで悩む人も増えそうな。
それはさておき
ココまで様々あった全国大会ですので、これ位してくれないと確かにクライマックス感は出せないとは思います。ハナシとしても、相手は「5感を奪う」なんてすごい技も出してますから、もう「超スピード」とか「超パワー」とかじゃなくて「見えない」というレベルまでいかないといけなかったんだろうな。
それにしても、見ている人が誰も「トスした後、打つところを肉眼で追えてない」なんて、こんな衝撃、Dio様のザ・ワールド登場シーン(ヌケサクが棺おけに入っていたとき)以来ですよw 「天衣無縫の極み」はすごいなぁ。
体としては超高速で動いているわけで、でも「何がおきたか肉眼では追えない」ってレベルって、かなりすごいよね。見えないくらい早いと、ラケットの先端は音速を超えてソニックブームが発生するとか、いろんなことが起きそうだけど、特にそういうこともない様子。
リアリティという意味では「越前、実はスタンドが使えるんです」って方が納得しやすいわw
この「テニスの王子様」の世界のトッププロはみんなそれ位できる設定なのだろうか?
終わるのでは?なんて噂も出ておりますが、たしかにこの辺で終わりにするのはありだと思いつつも、テニスの王子様 プロ編も見てみたいw
現実世界では錦織君が急浮上しておりますが「天衣無縫の極み」をぜひ習得して、世界に羽ばたいていただきたいと思います。
好色哀歌 元バレーボーイズ
先日から、古谷実のココ最近の作品(シガテラとかヒミズとかわにとかげぎす)に近い「リアルな世界の怖い話(病気含む)」として読んでおります。
それとなくよい話もありつつ、悪い話もあり、今集合の谷口の懇意な子も・・・なんて悪い方へ考えてしまいます・・・。
この作品はどこへ行くのか、3人組はどうなっちゃうのか、心配。
ブリザードアクセルのころから本筋よりも、ライバルのリアクション(ギャグ)に力が入っていたように思いますが、今回の金剛番長ではそのあたりのパワーを「男塾的」な「シリアスを装ったギャグ」に昇華させていると思います。こういうのはとても好きなので嬉しい限り。
先日の「剛力番長」の展開も「本当にもうw」て感じだし、今戦ってる「卑怯番長」だって今回の最後のコマも展開は、「その匂い」がプンプンするぜー!!w
そして、いつかはやると思っていた「僕の考えた番長」もいよいよ募集開始。
どんな番長が来るのか、ということよりも、どんな番長が「採用されるのか」が楽しみ。
面白いなぁ。
オススメ。
オハナシの導入としては「何のとりえもない僕が○○なんて!」というタイプの普通な感じ。
でも、「主人公(と同時に仲間になるであろう自転車野郎)のボケっぷり」がとてもいい感じ。
よく見る「何のとりえもない僕が○○なんて!」的導入は、主人公はネガティブな何かを抱えていて、それを克服するために「新しい世界」へ飛び込んでいく、って感じと思うのですが、今回の主人公は「秋葉原大好き!! アニメ大好き!!」という明確な目的も持っていて、別に自分を卑下してないし、どんな理由でのめりこむのかなぁ、と気になっています(アニメ部がないから、ってのは動機としては弱すぎると思うんだよな)。
絵というか線も好きな感じなので、注目したいと思います。
今週は好きなオハナシが立て続けで、何度も読み返してしまったw
その割にはテキストが少ないですが、まぁこのへんで。