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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。朝起きると鼻水が止まりません。日中は大丈夫なんだけどな。不思議。

週刊少年ジャンプ(16号):バリハケ
週刊ヤングマガジン(16号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(16号):結界師
週刊少年チャンピオン(16号):覇道


バリハケ

Mr.フルスイングの鈴木信也氏の新連載。高校でひょんなことから番長とあがめられることになっちゃったオタク男子のオハナシ。



好色哀歌 元バレーボーイズ

決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。

現在は、出会いと別れと嫉妬と病と様々リアルな問題が起きつつ進行中。



結界師

「結界術」を駆使して「妖」を退治するバトルモノ。主人公たちはその「技」を駆使して聖地を妖の手から守ったりしてます。現地で働く主人公達と、主人公の兄が所属する「中央で統括する組織」もあるようで、ソコの政争的な動きも主人公達に影響し、オハナシの世界観も広がっています。

結構な勢いで巻頭さん。現在は主人公の守る土地「烏森」で暴れまくった後に退治された(というか殺された)土地神について裏会特捜班が乗り出します。




覇道

ヤンキーマンガの新連載。鉄拳坊主こと不動清正を主人公に、不良高校・勢力が群雄割拠するオハナシの模様。


★★★総評



バリハケ
うーん、鈴木氏は前の作品から「作風」があまり好きではないのですよね。ネタが使い古された感があるし。
そして、今回の新連載の設定もエリートヤンキー三郎とか、ナンバMG5の二重生活とか、中途半端な混ぜ具合と感じてしまう。後発のメジャー誌なんだから、もっと尖がらせればいいのに、中途半端になってどうするよって感じです。
そして後半の熱血話?もなんか中途半端。
ジャンプには既に下品・バカバカしさ・下らなさにおいて確固たる地位を築いた銀魂もあるわけなんで、このていどではな、と思うのです。そんな感じで、読むけど期待はしない、という感じです。



好色哀歌 元バレーボーイズ
ああ、鬱展開ですよ。どうあがいてもハッピーになりそうにない。古谷実氏的展開で怖い。こいつら、幸せになれんのか?



結界師
三週連続ですかw もう今週はコメントナシで。



覇道
クローズのみんなが喧嘩しまくってたころの雰囲気でいい感じですな。

また「戦国絵巻」と自ら名乗っており、個人的な期待感もアップ。
さらに主人公が清正*1で、ライバルと思しき男が「虎(ノブトラ)」と名乗る辺りが、大雑把な戦国風じゃない感じで期待しちゃいます。
でも、やっぱ「ノブトラ」も微妙に信長を連想させるので、ちょっと安易な気もしますが、暁! 男塾の信長ほど直球ではないので、まぁいいかw


戦国武将になぞらえる、で思い出したけど「大同人物語*2」はどうなってるのかなぁ、気になる。それはさておき・・・


戦国武将に準えているというところで、コイツは誰なのかな?とか考えるのも楽しい。
主人公は名前はキヨマサだけど、坊主だから謙信か?とか。
あと、大物風に登場していた忌川は、微妙に、その苗字ではげ頭だと「戦国武将の今川義元とクローズ・ワーストの鳳仙とか連想して、やられちゃうんじゃね?」なんて思ってしまいますが、でもこういいう「混戦モノ」は大好きなので期待します。

腹巻とか、時代錯誤な設定も「オハナシ」には関係ないので、気にしませんw

てなことで、この辺で。