十数年後に知る事実
家の片づけをしておりまして、もはや数世代前といってもいいくらいの旧型のゲームマシンも処分することに。
せっかくなので、分解してみました。
私、特に機械に詳しいわけでもなく、単に「捨てるつもりなので、何してもいい」というスタンス。
とりあえず、今回の処分対象中、最も古いゲーム機であるスーファミに着手したところ、専用のねじ回しでないとあけられなさそうだったので、断念。
同様に64も分解できず。
こういったこだわりが老舗であり、ブランドに対するこだわりだったりするのかな?と思いました。
パカっとあけると中央にCD-ROMプレイヤーが鎮座。
で、音飛びというか、読み取り飛び?防止のためか、ゴムで固定されていて、触るとフニフニ動く。
こういう細かい工夫があるのだな、と思いました。
コンパクトにまとめるためか、中身は2段構成。お重の弁当箱を開けるワクワク感を持ってあけてみると
(この写真ではわかりにくいかもしれませんが)「SONY」と印字されたチップがうじゃうじゃと。
こういうのに詳しくない私としては、チップがうじゃうじゃいるだけで「コイツがポリゴンの計算しているのか?」とか「高価そう」とか勝手に思って、その昔の「とても高価だったときの値段」にナットクしたり。
でも、よく考えると、それぞれの性能も進化したりしていて、一概に「多いから高価」ってわけでもないのだよな、とか思いました。
PSと来たら、当然SSなわけで、こちらも普通のドライバーで開けられました。
分解してから、中にファイターズメガミックスが入っているのに気づくw
サターンでの最後のプレイはこのソフトだったか、としみじみ。
そして、こちらもPS同様、CDのマウントはちょっとフニフニ遊びがある感じ。
しかし、ソレより驚きなのは「コードがテープ止めされている(黄色いやつ)」こと。
そういうのは、この手の商品では普通なのか、テープは特別性だったりするのかとか、好意的な思考もしてみたりしますが、素人考え的にハンドメイドなチープな感じがして、ちょっとがっかり。
サターンの方も「2段構成」なので、開けてみる。
でも、こっちは間に入った鉄板がPSよりも薄い素材。中学のときの技術の時間に作ったちりとりみたいな(伝わるのか?w)端っこで手が切れそうな薄い鉄板でした。
これまた素人考え的に「放熱効率がいい」とか「遊びがあるほうがいい」とか、好意的思考をしてみるも、安っぽいという印象をぬぐえません。
でも、値引き合戦とか、話題づくりとか、大御所ソニーに挑んだセガの様々なバトルが思い出され、こういったチープさも「問題のない範囲でコストダウンをした結果」だったりするのかな、とか今更ながら思いました。
感慨深いですな。