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マンガ週刊誌の巻頭マンガだけをピックアップした、サラリーマンのマンガ感想文「巻頭さん」です。今日こそ雑草を抜こうかと。
週刊少年ジャンプ(20号):アイシールド21
週刊ヤングマガジン(20号):好色哀歌 元バレーボーイズ
週刊少年サンデー(20号):名探偵コナン
週刊少年チャンピオン(20号):範馬刃牙
アイシールド21
は
高校アメフトモノ。いじめられっこのパシリだったが、実はすげー足が速い主人公をはじめ、何かしらのエキスパートで構成されて戦略が成り立つアメフトの面白さを表現していると思われる作品。単なるスポ根モノにとどまらず、「アメフトってこういうもんだ」という戦略的なお話と「ドラマ」がうまいことつながっている好作。
現在は念願のクリスマスボウル(甲子園みたいなもんの決勝戦)の関東代表になりました。しかし、全国大会には強大な敵(ちゅうか高校)がいるため偵察に向かいましたが・・・。
好色哀歌 元バレーボーイズ
は
決して成績がいいとはいえない高校に通うバカバカ3人組をめぐるギャグモノ。好色とタイトルにもある通り、エッチシーンも盛りだくさん。前シリーズである「工業哀歌」が「好色哀歌」に変わり、主要キャラにもさまざまな出来事が。シリアス路線も加わって進行中。
現在は、出会いと別れと嫉妬と病と様々リアルな問題が起きつつ進行中。
名探偵コナン
は
言わずもがなの人気作品。毎日殺人事件やらに巻き込まれ、解決する江戸川コナンこと「謎の組織」のクスリによって「小学生にされてしまった高校生名探偵 工藤新一」のオハナシ。
今回は、コナンが元の工藤新一に戻ったオハナシ。しかし、どうやら記憶がないようで、さらに24時間以内に再度幼児の姿になってしまうという・・・。
範馬刃牙
は
言わずもがなの格闘マンガ「グラップラー刃牙(バキ)」→「バキ」→「範馬刃牙」とタイトルを変えつつ連載継続。詳細はリンクで。
現在は、「白亜紀から蘇った原始人<ピクル>」をめぐり、様々な格闘家が勝負を挑もうとしますが、烈海王が破れ、喰われる結果に。ピクルは街に出ますが、そこで出会ったのは・・・。
★★★総評
結構サクサクと最強の敵である帝黒の状況が語られておりますな。
セナとモン太の両方に因縁もできて「個々の選手がスペシャリストな仕事をするスポーツ」であるアメフトならではのオハナシの積み上げ方だなぁと思いました。基本でありベタともいえるんだけど、突然出てきた最強の敵なので、この辺はきちんとやらないと感情移入もしにくいよな。
関東勢がスペシャルコーチとして登場しましたが、それぞれ体格とかなんだとかって辺りが重要な気もするのですが、何かしらスキル伝達がされるのでしょうか?
過去、十文字とかハァハァ3兄弟が、スキル的なレクチャーを受けて、レベルアップした経緯がありましたが、現状のようにけっこうハイレベルになっているのに、今更「アドバイス」でどうにかなるものなのだろうか? ちょっと「絵的・オハナシ的には面白い」けど「理屈的に疑問が残る」ので、ちょっと静観な感じです。
好色哀歌 元バレーボーイズ
深刻路線になってから巻頭さんになることが増えたような。
そして状況はさらに深刻に。うむむ。気になるけど暗いよな。
あまりきちんと読んでおらんのですが、今回は「時間制限つき」の回、ということですな。
おお、花山登場! 先日の「厚木潜入」にはさすがに混ざってなかったけどw今回のシチュエーションはまったく自然で、いい展開。
肉も喰って元気になったピクルと久々登場の花山(花山の外伝が終わったのって、この登場と関係あるのかな?)。面白そうでワクワクします。
一方克巳と独歩の親子対決も!
そうか、単にみんなでピクルに、ってだけじゃなくてこういう周辺的な描き方もあるのですな。
こちらも面白そうとは思うけど、克己があっさりやられそう絵も容易に想像できる。この勝負どうなんだろ?あんな挑み方をしているから克己にも勝算があるのかな?
てなことで、この辺で。